有線ブロードがストップ高買い気配、ソニーとの資本提携報道受け

有線放送最大手の有線ブロードネット ワークスがストップ高(制限値幅いっぱいの上昇)の買い気配。ソニーグルー プと光ファイバー通信事業で資本・業務提携することで基本合意した、との一 部報道内容を評価した買いが優勢となっている。提携により、規模や成長ペー スの面などで懸念されていた同社の光ファイバー通信事業が一気に拡大すると の期待が強まっているようだ。

朝方は買い気配で始まり、徐々に気配値を切り上げ、午前9時40分には、 前日比2000円(11%)高の2万1000円とストップ高まで上昇。差し引き5580 株が買い気配となっている。前日24日もストップ高で取引を終えていた。

25日付の日本経済新聞朝刊によると、ソニーのネット接続子会社ソニーコ ミュニケーションネットワークが有線ブロード傘下の光回線保有会社、ユーズ コミュニケーションズに出資するとともに、光回線を使ったネット接続サービ スを共同で運営する。具体的には、ソニーが「ソネット」ブランドで超高速通 信を提供する。出資額は数十億円規模となる見通しで、両社は25日に合意内容 を発表するという。

今回の提携について、大和総研の長谷部潤アナリストは、「報道内容は考え られないほどポジティブなもの。有線ブロードは、のどから手が出るほど資金 がほしかった。痛んでいたバランスシートが改善されるうえ、営業面ではソニ ーブランドの恩恵も受けられる。『ソネット』のユーザーが有線ブロードのサー ビスにも移行する可能性があり、シナジー(相乗)効果は十分得られる」と評 価している。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki、大久保 義人 Yoshito Okubo --* (03)3201-8348 mshiraki1@bloomberg.net Editor: Ozawa

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