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米ウォルマート:先週の既存店売上3%増-予想レンジ下限にとどまる

小売 り世界最大手の米ウォルマート・ストアーズ、米大手百貨店フェデレーテッド・ デパートメント・ストアーズは16日、全米各地での悪天候などを背景に、歳末 商戦での売上高が現時点で、予想範囲の下限にとどまっていることを明らかに した。商戦終盤となるクリスマス前の最後の週末を控え、小売業界では販売拡 大への焦燥感が強まっている。

ウォルマートは12月全体の既存店売上高について、前年同月比3-5%増 を見込んでいるが、12月7日-13日の週は前年同期比3%増にとどまった。フ ェデレーテッドも、歳末商戦を含む11-12月の売上高が、当初予想(横ばいか ら2.5%減)の下限になると説明している。

ターゲット、ウォルマートなどディスカウント店はコンピューターや薄型 テレビの品ぞろえを拡充するなど顧客獲得策を推進。フェデレーテッド傘下の 百貨店メーシーズなどでは値引き率は最高7割に上る。ただ市場では、大幅な 値引きは収益低下につながると懸念する見方が多く、「ことしのクリスマス商 戦 はさえない印象がある。終盤戦での健闘を願っている」(BB&Tアセット・ マネジメントのアナリスト、ライアン氏)との声も聞かれる。

天候が買い物客に与える影響を分析するプラナリティクス社によると、11 日にニューヨーク市周辺やフィラデルフィアが降雨や路面凍結に見舞われたこ と、13、 14日にサンフランシスコで大雨が降ったことなどが売り上げに響いた。 先々週は、北東部を中心とする大雪が売上高の下押し要因になったとされる。

米株式市場でウォルマートの株価は朝方、下げる場面もあったが、相場全体 が上昇基調となるなか、その後は値を回復し、午後1時4分現在、前週末比2.1% 高の51.58ドル。フェデレーテッドは同0.9%高の 28.98ドルとなっている。

プリンストン Shobhana Chandra 、 ボストン 山口 裕子 Yuko Yamaguchi 、 --* (617) 338-5819 yuyamaguchi@bloomberg.net Editor: Kawai

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