【個別銘柄】:アコム、第一パン、ザイン、小林薬、三共、Jシステム

16日午前の主な売買銘柄の終値は次 の通り。

アコム(8572)など大手消費者金融株:アコムが280円(8.0%)安の3210 円と5日続落。契約通りに返済できなくなった顧客の債務整理のための「再計 算書」を作成する際、意図的に顧客に不利な計算をしていたとする12日の同社 の発表を嫌気した売りが継続している。

一方、前週末アコムの不祥事を受けて連れ安していたその他大手消費者金 融株はこの日は反発している。アイフル(8515)が50円(1.1%)高の4650円、 プロミス(8574)は100円(2.8%)高の3690円、武富士(8564)は190円(3.0%) 高の6560円。

第一屋製パン(2215):4円(4.1%)安の93円と4日続落。一時は7円(7.2%) 安の90円まで下げ、年初来安値を更新した。製品価格の低下により、今期業績 は従来計画に届かない見通しとなったため、早期の業績回復は難しいとの見方 が強まった。

ザインエレクトロニクス(6769):14万円(13%)安の95万円と大幅安。 今期の連結売上高が従来予想を下回る見込みとなったほか、会社側が来期の連 結売上高見通しについて、市場予想を大幅に下回る弱気な数字を示したことか ら、成長期待が後退した。

小林製薬(4967):190円(4.8%)安の3800円と続落。特段、悪材料は出 ていないものの、株価が業績に対して割高だとみた投資家から嫌気した売り注 文が続いているもようだ。

サイボウズ(4776):5000円(4.2%)安の11万3000円と3日続落。同社 が13日発表した2003年1月期第3四半期(2002年2月-10月)の連結決算で は、主力のグループウェアソフトの落ち込みなどが響き、純利益が前年同期と 比べて32.5%減と大幅に減少したことから、今期の業績悪化懸念が広がった。

第一セメント(5234)、中央商事(5382):来年10月の合併が決まった2社 は、1対1の合併比率にさや寄せする形で取引されている。第一セメントが9 円(6.3%)高の152円と上昇、中央商事は39円(16%)安の201円と大幅安。

三共(4501):81円(6.0%)高の1435円と大幅反発。同社が厚生労働省に 承認申請していた降圧剤「カルブロック」について、13日の専門家会議で承認 しても差し支えないとの結論が出たため、懸念材料が後退した。

ジャストシステム(4686):55円(22%)高の300円と大幅続伸。インテリ ジェントウェイブ(4847)などと共同で住民基本台帳ネットワーク向けLin ux(リナックス)を開発すると報じられたことが好感されている。インテリ ジェントウェイブも上昇し、1000円(0.6%)高の17万6000円。

ケンウッド(6765):14円(10%)高の153円と6日続伸。一時、24円(17%) 高の163円まで急上昇し、昨年11月19日以来、約1年1カ月ぶりの高値とな った。日本証券金融、大阪証券金融が、同日から貸し株の新規売りと現引きを 停止したのを受けて、需給がらみの買いが集まっている。

ミツバ(7280)、自動車電機工業(7257):ミツバが14円(3.6%)高の399 円と反発、一時は5%強上昇した。13日にワイパーなど自動車部品を製造する 自電機との資本・業務提携を発表し、ワイパー業界での競争力強化や調達コス トの低下などにつながると期待された。自電機も26円(14%)高の210円と急 反発した。

平安レイサービス(2344):冠婚葬祭に関連したサービスを提供する平安レ イサービスがこの日、ジャスダックにマーケットメイク方式で新規上場した。 午前9時に付いた初値は805円と、公募価格800円を0.6%上回った。午前の終 値は801円。公募・売出株数は80万株、主幹事は野村証券。

ASTI(6899):名古屋証券取引所の2部に上場するASTIがこの日、 東証2部に追加上場した。東証における初値は440円と、13日の名証終値430 円を2.3%上回った。午前の東証終値は430円。東証上場に伴う公募や売り出し は実施していない。一方、名証では430円で取引を開始し、午前の終値は1円 (0.2%)安の429円となった。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

第一セメント       5234 JP <Equity> CN

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