第一セメントが大幅高、中央商事と1対1の対等合併-さや寄せの動き

来年10月の合併が決まった第一セメ ントと中央商事は、1対1の合併比率にさや寄せする形で取引されている。第 一セメントが前週末比11円(7.6%)高の154円と上昇、中央商事は同39円(16%) 安の201円と大幅安。

合併期日は2003年10月1日。第一セメントを存続会社とし、中央商事株 式1株に対して第一セメント株式1株を割り当てる。

第一セメントの13日終値は143円。一方中央商事の直近終値は6日の240 円と、第一セメントよりも68%高い。合併比率が1対1に決まったことから2 社の株式の価値は同じという計算になった。このため、第一セメント株は割安、 中央商事株は割高という状態になり、これを修正する動きがみられる。

太平洋セメント系の2社は9月に、包括的な業務提携を結ぶことで基本合 意。その後業務提携のシナジー効果を検討した結果、得意分野や主要顧客、営 業基盤などの補完性が高く、合併による経営統合が最善との認識で一致した。 合併によりセメントから骨材、コンクリート、コンクリート二次製品までの一 貫した生産・販売体制が築かれるほか、物流拠点の統合・再構築も実施して効 率化を図り、コスト競争力を高める。

東京 浅井 真樹子 Makiko Asai

--*(03)3201-8955 masai@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

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