新日石の鈴木副社長:景気は緩慢だが上向き-リストラ完了業界けん引

新日本石油の鈴木孝男副社長は13日、 今後の日本経済の動向について「極めて緩やかだが上向き方向で推移していく」 と改善を予想した。その背景として、リストラが十分に進んで収益体質が強固 になった業界が低コストでの生産を拡大していくことを示した。具体的な代表 的な業界としては、紙・パルプ、鉄鋼、自動車を挙げ、「このほかプラント業界 なども再生産の方向に向かう」と述べた。

日本銀行が13日発表した企業短期経済観測調査(短観)では、指標となる 大企業・製造業の業況判断指数(業況が「良い」と答えた企業から「悪い」と 答えた企業を差し引いた割合)がマイナス9となった。前回調査時での12月予 測値(マイナス11)を上回り、9月実績から5ポイント改善した。改善は3期 連続。

一方では先行き2003年3月の業況判断DIはマイナス10と、今回から1 ポイント悪化する。企業の経営者は足元の景気判断を改善させた一方、先行き については不透明感を強めている。

東京 上野 英治郎 Eijiro Ueno --* (03) 3201-8841 e.ueno@bloomberg.net editor: Taniai

企業ニュース:JBN18

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