CSFBが大型起債、計画上回る-流通市場では通信企業債が堅調

12日の米社債発行市場では、 住宅ローン会社カントリーワイド・ファイナンシャルの15億ドル(約1800億 円)やクレディ・スイス・ファースト・ボストン(CSFB)の14億ドルなど の大型起債で、起債総額は55億ドル超に膨らんだ。週の合計は120億ドルと、 ことしこれまでの週平均100億ドルを上回る見通しだ。

CSFBの起債は、当初予定の10億ドルを40%上回る規模となった。高利 回りを求めて、安全な米国債から社債に投資家の需要が移っているようだ。指 標となる10年物米国債の利回りは、10月に付けた44年ぶり低水準の3.54%か ら0.50ポイント近く上昇(相場は下落)している。

流通市場では、ことしおよび来年の増益の見通しを示した米長距離通信・ 携帯電話大手のスプリントが、地域電話のベライゾン・コミュニケーションズ やSBCコミュニケーションズなど通信企業の社債相場の上げをけん引した。 これら3社の社債のリスクプレミアム(米国債利回りへの上乗せ幅)はそろっ て縮小した。

ブルームバーグ・データによると、ニューヨーク時間午後3時12分(日本 時間13日午前5時12分)現在、10年物社債の米国債との利回り格差(スプレ ッド)は債務残高上位20社中、7社で縮小している。一方、不適切な手段によ る利益水増しが報じられた製薬大手ブリストル・マイヤー・スクイブ(BMS) などが下落。最も頻繁に取引される投資適格債100銘柄から算出するゴールド マン・サックスの指数は、前日比0.01ポイント下落の122.95となっている。

ニューヨーク Heather Landy、 Jennifer Ryan 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net     Editor:Kobari

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