デンソー:二酸化炭素を使用したカーエアコン開発-世界で初の実用化

東京 12月4日(ブルームバーグ):国内最大の自動車部品メーカーのデンソ ーは4日、トヨタ自動車と共同で二酸化炭素を冷媒として使用し、地球温暖化 への影響が少ないカーエアコンを開発したと発表した。

現在、カーエアコンの冷媒にはオゾン層を破壊しない代替フロンを使用し ているが、地球温暖化への影響が大きい。このため、自然界に存在する安全な 不燃料物質である二酸化炭素を使用した。

トヨタは2日、燃料電池車「トヨタFCHV」のリース販売を政府に対し て開始し、デンソーは同車に今回開発したエアコンを搭載した。デンソー広報 部の三浦友裕課長によると、フロンを使用していないカーエアコンが実用化さ れたのは世界で初めてという。

三浦氏は開発費などについては明らかにしなかった。同氏は燃料電池車に は今回開発したカーエアコンを搭載しやすいが、同製品を量産化し、ガソリン 車に搭載することについては、「現時点ではシステム全体の部品の剛性など技術 面や、性能、コストの面で課題がある」と説明し、「いまのところ白紙」という。

デンソーの終値は前日比3円(0.15%)安の1978円。

東京 井上 徹二 Tetsuji Inoue --* (03)3201-7297 teinoue@bloomberg.net Editor:Murotani

企業ニュース:JBN18

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