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日本テレコムが小高い:3Gサービス開始も短期的には収益に直結せず

日本テレコムホールディングスが前日 比1000円(0.27%)高の37万8000円(午前9時52分現在)。子会社の移動体 通信大手J-フォンが3日、全国主要都市で利用できる第3世代携帯電話(3G) の本格サービスを20日から開始すると発表したものの、短期的な利益の向上に は結びつかないとの見方があるようだ。これに対して、携帯電話大手ノキアが 2003年の携帯市場見通しを下方修正したことなども響き、競合するNTTドコ モは5000円(1.98%)安の24万8000円、KDDIは1万6000円(3.73%) 安の41万3000円。

UFJつばさ研究所の曽根基春アナリストは、J-フォンの3Gサービス開 始について、「短期的には業績への影響が少ない」と指摘、ただ、「本格的なサ ービスが始まる来年の夏以降は業績に対する反映が期待できる」との見方を示 した。2003年度の加入者目標である約100万台については、「ビジネスユースを うまく取り込めば、無理な数値ではない」との見解だ。

J-フォンは20日から3G対応の携帯電話機3タイプ(NEC、三洋電機、 ノキア製)を全国の直営店で発売する。「写メール」やインターネットを使った コンテンツ配信は来年夏に始める。

映像配信などの3GサービスはNTTドコモが「FOMA(フォーマ)」で 昨年10月から始めたが、サービス地域が狭く、料金も高いことなどから、加入 者が伸び悩み、今年10月末の累計加入台数は14万2400台にとどまっている。 曽根氏は「サービス的にはドコモを意識した勝負となり、方式の異なるKDD Iに対する影響は少ないだろう」とみている。

東京 矢沢 利弘 Toshihiro Yazawa --* (03)3201-8982 tyazawa@bloomberg.net Editor:Okubo

業界別ニュース:JBN17

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