米ゴールドマンとソロモン、株式引き受けシェアが拡大

米証券大手のゴールドマン・サッ クス・グループと金融サービス最大手シティグループ傘下のソロモン・スミス・ バーニーが、株式引き受け幹事業務でのシェア(市場占有率)を拡大している。

ゴールドマンは、ドイツテレコムによるインターネット部門Tオンライ ン・インターナショナル株売却の幹事を独ドレスナー銀行とともに務め、2日 に1億株を1株当たり6.1ユーロで販売した。さらに最大で2000万株を販売す る可能性があり、総額は最大7億3200万ユーロ(約910億円)となる。ソロモ ンは、米モルガン・スタンレーとともにシーゲート・テクノロジー・ホールデ ィングスの11億ドル(約1400億円)相当の新規株式公開(IPO)で幹事を 務める。シーゲートのIPOは米国で7月以来最大。

S&P500種株価指数の10月9日からの上昇率が21%に上るなか、株式に 対する投資家の需要は改善している。株式による企業の資金調達額は11月、合 計161億ドルと10月の128億ドルから増加した。2002年の現在までの合計は 2080億ドルで、ゴールドマンが引き受け幹事受託額で第1位を占めている。今 回のTオンライン株で、欧州の株式引き受けでもドイツ銀行を抜いて首位に浮 上する。

IPOによる調達額のことし現時点までの合計は640億ドルで、ソロモン が第1位となっている。

ロイヤル・ロンドン・アセット・マネジメントで24億ドル相当の運用に携 わるウィリアムズ氏は「株式への投資意欲はより高まっている」と指摘。ただ、 「投資家はそれほど現金を持っておらず、銘柄を選別する必要があるだろう」 と述べた。

ロンドン Elisa Martinuzzi 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net Editor:Kakuta

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