デンソー:中間連結純益は前年比2.8倍-営業、経常も最高益更新(2)

国内最大の自動車部品メーカーのデ ンソーが31日発表した2002年9月中間期の連結決算によると、純利益は前年 同期に比べ2.8倍の1065億円となった。厚生年金に関わる代行返上による特別 利益1122億円を計上したため、過去最高益となった。

連結売上高は、自動車部品の増加により、前年同期比4.9%増の1兆1438 億円となった。本業のもうけを示す連結営業利益は売上高の増加とコスト削減 効果により、同17%増の801億円だった。また、連結経常利益は同20%増の 813億円と、それぞれ過去最高を更新した。

新光証券・企業投資調査部の北山信次シニアアナリストは、「トヨタが昨日 いい決算を出しており、それを受けた動きだ」と指摘した。

2002年通期見通しを上方修正

デンソーは2003年3月期の連結純利益を前期比2倍の1460億円(期初予 想は1450億円)に上方修正した。連結経常利益は同6.9%増の1530億円(同 1400億円)を見込む。

連結売上高は、同6.7%減の2兆2400億円の見通し。ただ、前期(2002 年3月期)は、海外連結子会社の決算期変更に伴う15カ月間の損益取引が含ま れているため、この影響を除く実質的な12カ月の試算では、連結売上高は同

2.6%増となる。また期初予想に比べ400億円の上方修正となる。

デンソーの株価は、前日比9円(0.46%)高の1962円(午前零時36分現 在)。

東京 井上 徹二 Tetsuji Inoue

鈴木 偉知郎 Ichiro Suzuki --* (03)3201-7297 teinoue@bloomberg.net Editor:Murotani

企業ニュース:JBN18

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