新日石:中間純利益5億円に下方修正、前期比99%減-マージン悪化で

東京 10月30日(ブルームバーグ):石油元売り最大手の新日本石油は30 日、2002年9月中間期の連結純利益を5億円(従来見通しは40億円)に下方修 正すると発表した。前年同期比で99%減になる。原油価格が上昇したがガソリ ン価格に転嫁できずに利益率が低下、希望退職の募集に伴う特別退職金も当初 予想を上回ったことが響いた。

中間期の連結売上高も前年同期比3.5%減の1兆8650億円(従来予想は1 兆8800億円)に下方修正した。原油価格上昇で単体売上高は増加したが、子会 社の日本舗道の収入が落ち込んだ。経常利益は「定期修理で補修費の絞込みな どコスト削減を進めたものの、マージン(利益率)が悪化した」(西尾進路副社 長)ため、従来予想の240億円から前年同期比72%減の195億円に修正した。

特別退職金については、希望人数は予想を下回ったが、年齢の高い人の希 望が予想を上回った。費用は25億円膨らみ、150億円となった。

新日石は同時に、2003年3月期の業績予想も下方修正した。売上高は従来 予想通り4兆円(前年実績と比べ1.3%増)となる見通し。ただ、マージンが悪 化するため、経常利益は従来予想の720億円から560億円(同21%減)、純利益 も従来予想の300億円から210億円(同13%減)にそれぞれ下方修正した。

新日本石油の株価終値は前日比9円(1.9%)高の487円。

東京 浅野 文重 Fumishige Asano --* 03-3201-7137 fasano@Bloomberg.net Editor:Ueno

企業ニュース:JBN18, NI COS, NI KIGYO

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