米投資銀行、ことしは賞与ゼロも-業績悪化でコスト削減急ぐ

ゴールドマン・サックス・ グループやモルガン・スタンレーなど米証券会社の間では、ことしのボーナス 支給額を最大5割に減額したり、一部の従業員の支給を取りやめる動きが広が りつつある。2002年1-10月の世界のM&A(合併・買収)が約3割余り落ち 込み、株式発行も1割減少しているため、証券会社は1990年代半ばの水準まで 社員報酬を減らすなどのコスト削減を余儀なくされているからだ。

人材あっせん会社の関係者によると、証券会社で最も高い職位のマネジン グ・ディレクターの賞与は25万-35万ドル(約3100万-4400万円)と、ピー クを付けた2000年の150万-175万ドルから大幅に減少する見込み。バンク・ オブ・アメリカ(ロンドン)の欧州株責任者、ケンダール氏は「最上層部の人 ならまだ、けた外れの金額をもらえるが、その反対側にいる人の賞与はゼロだ ろう。格差は大きい」と語る。

また、マネジング・ディレクターの下に位置するバイス・プレジデントの 賞与は、2000年の最高100万ドルから、ことしは約15万ドルに落ち込む見込み。 ビジネススクールを卒業したてのアソシエート・レベルの社員は、運が良けれ ば4万ドルの賞与を得られる可能性があるという。

ロンドン Christine Harper、 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo、 --* (03)3201-7499    kshugo@bloomberg.net Editor:Kakuta

企業別ニュース: 種類別ニュース:

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE