ぴあ社長:チケット販売拠点網を拡大-新たなコンビニとの提携も(2)

出版やチケット販売、情報サービス 事業などを手掛けるぴあの矢内広社長はこのほど、ブルームバーグ・ニュース のインタビューで、現在同社がコンビニエンスストア(CVS)などと提携し て展開しているチケットの販売店舗網を新たなCVSとの提携などにより、来 年にもさらに拡大させるとの方針を明らかにした。

ぴあではCVSのファミリーマートの5800店舗やシーアンドエスが展開す る「サンクス」の3000店舗、セブン-イレブン・ジャパンの1200店舗とチケ ットの販売業務で提携しており、自社で展開するスポット店600拠点と合わせ て、チケット購入希望者は全国約1万600店舗の販売拠点でチケットを購入す ることができる。矢内社長は、提携先は明らかにしなかったが、「新たなコンビ ニエンスストアなどとの提携も含めて考えている」と語り、チケットの販売網 をさらに急拡大させるとの計画を示した。

ぴあでは、2002年9月中間期の連結売上高を前年同期比2%増の429億円、 経常利益は同36%増の3億円、純利益は6.6倍の1億円と見込んでいる。中間 期 の業績について、矢内社長は「(業績予想を)ほぼクリアできるという見通しだ」 と語った。外部環境は良くないが、営業努力の成果が表れたという。

また、2003年3月期の連結売上高は前期比8%増の872億円、経常利益は 同9%減の16億円、純利益は18%減の7億円と見込んでいるが、矢内社長は「同 じ数字を達成するにしてもこれまでの推進力では、その数字に達成できないだ ろう」としながらも「今のところは予定通りにいきたい」との方針。

ぴあでは同社のチケット発券システムを活用し、11月から1カ月間、中国 で開かれる上海国際芸術祭のチケットを同国で取り扱う。ぴあにとっては海外 展開の第1歩だ。矢内社長は「海外展開はまだ手探りの状態」と説明しながら も、「中国でチケットビジネスが大きく花開くというタイミングに来ている」と の認識を示した。

ぴあの株価は前週末比30円(0.9%)高の3380円(午前9時45分現在)。

東京 矢沢 利弘 Toshihiro Yazawa

松本 一男 Kazuo Matsumoto --* (03)3201-8982 tyazawa@bloomberg.net Editor:Okimoto

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