9月小売売上高:スーパー、百貨店ともに前年割れ続く-衣料品低迷

日本チェーンストア協会と日本百貨店 協会は24日、全国のスーパーと百貨店の2002年9月の売上高を発表した。一 部の小売り企業はプロ野球関連のセールで売り上げを伸ばしたが、全体的には 秋物衣料品が低迷し、スーパー、百貨店ともに前年実績を若干下回った。

スーパー101社6231店の店舗調整後売上高は前年同月比1.3%減の1兆 1145億円となり、3カ月連続で減少した。酒類や飲料の好調に伴い、食料品部 門の売り上げは2カ月連続のプラスとなったが、住居関連品部門は同4.4%減で、 全体を押し下げた。衣料品部門は同0.1%減。プロ野球関連のセールを開催した イトーヨーカ堂(読売ジャイアンツ)、西友(西武ライオンズ)で、カジュアル 衣料品や肌着などが売れた。

一方、百貨店は加盟103社291店の合計売上高が同1.2%減の6141億円と なり、6カ月連続で前年実績を下回った。都市、地方ともに売り上げが低迷し たが、特に大阪地区の落ち込みが大きかった。

大阪地区の売上高は前年同月比7.2%減。2001年9月が前の年に比べ8.4% 伸びていた反動が出た。前年はプロ野球の大阪近鉄バッファローズがリーグ優 勝し、近鉄百貨店などで関連セールが行われたため、平年以上に売り上げが大 きくなっていたと解説している。

   <9月の全国スーパー売上高>             <9月の全国百貨店売上高>
(売上高の単位は億円、前年同月比は%)
        売上高      前年同月比                 売上高       前年同月比
総額   11145   ▲1.3               総額      6141          ▲ 1.2
食料品  6489     1.2               衣料品    2545          ▲ 1.7
衣料品  1515    ▲0.1               身の回り品 791             1.4
住関品  2171      ▲4.4               雑貨       862          ▲ 1.7
サービス   89   ▲1.1               家庭用品   366          ▲ 7.2
その他   880  ▲ 12.4               食料品    1251             0.6
                                        食堂喫茶   172          ▲ 2.0
                                        サービス    52          ▲ 1.0
                                        その他      98          ▲ 3.9

東京 鷺池秀樹 Hideki Sagiike --* 03-3201-8950 hsagiike@bloomberg.net     Editor: Ozawa

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