スーパー9月売上高:プロ野球セールで明暗-ヨーカ堂、西友が増収

ブルームバーグ・ニュースが24日ま でにまとめた総合スーパー各社の9月の既存店売上高は、プロ野球関連のセー ルによって西友、イトーヨーカ堂が増収となった。一方、ダイエーはセールの 時期が昨年の9月下旬から今年は10月初旬にずれ込んだため、売上高は前年実 績を下回り、明暗を分けた。

最も売り上げを伸ばしたのは西友。「9月はあまり良くない状況だった」(西 友の木内政雄社長)としながらも、22日から5日間にわたり実施した西武ライ オンズのリーグ優勝セールが売り上げを押し上げた格好だ。セールを追い風に 衣料品が前年同月比20%増加したほか、食品も同4.1%増と好調だった。

ヨーカ堂も25日からの読売ジャイアンツリーグ優勝に伴うセールで衣料品、 食品が前年実績を上回った。セール開催前でも、婦人用パンツや紳士用のパジ ャマなど衣料品がよく売れた。

イオンはプロ野球関連のセールは行っていないが、引き続き食品が好調で、 既存店は増収を確保した。食品の好調について同社では、営業時間の延長など が奏功したとみている。

一方、売上高が減少したダイエーは、昨年は9月27日から福岡ダイエーホ ークス応援感謝セールを実施したのに対し、今年は10月にずれ込んだことが響 いた。また、ヨーカ堂や西友のセールの影響を受け、競合する店舗が苦戦した という。部門別では衣料品が同9.5%減、食品も同3.2%減、家電や家庭用品な ども同10.8%減だった。

ユニーも既存店は前年割れで、ヨーカ堂などのセールの影響を若干受けた と分析。ただ、既存店ベースの食品売上高が同1.2%増と3年9カ月ぶりに前年 実績を上回ったことや、衣料品も同1.0%減と堅調だったことから、マイナス幅 は小幅にとどまった。

【大手スーパーの9月売上高】(前年同月比%、▲はマイナス、速報ベース)
                  既存店売上高
西友                  6.8
イトーヨーカ堂        4.0
イオン              2.0
ユニー              ▲0.3
ダイエー            ▲6.6

東京 堤 紀子 Noriko Tsutsumi

菅 磨澄 Masumi Suga --* 03-3201-8950 ntsutsumi@bloomberg.net Editor:Hinoki

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