石油連盟会長:C重油販売7割増、電力向け9月-原発停止の代替需要

石油連盟の岡部敬一郎会長(コスモ 石油会長兼社長)は23日午後の定例会見で、石油元売り各社の9月の電力向け C重油販売量が前年同月と比べて約7割増加したことを明らかにした。原子力 発電所のトラブル隠し問題を受けて東京電力が原発の一部を停止していること で、代替需要として火力発電に使われるC重油の需要が増加している。

9月のC重油販売量は100万キロリットルに達した。前年9月は59万キロ リットルだった。東電は再点検などで原発8基の運転を停止しており、これら の電力量は約800万キロワットにのぼる。この対応策として火力発電を強化し ており、9月の重油使用量は、33万7000キロリットルと前年(13万5000キロ リットル)の2倍以上に増加した。

岡部会長は重油の見通しについて「10月も(需要は)落ちない」と予想、 重油の需要は引き続き衰えないとみている。

東電は重油のほかに、中東のオマーンから液化天然ガス(LNG)を10月、 11月にそれぞれ6万トンづつ緊急に輸入することを決め、火力発電の稼働率を 高めることにしている。

東京 浅野 文重 Fumishige Asano --* 03-3201-7137 fasano@Bloomberg.net Editor : Ueno

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