ミツミ電機が下落後に戻す、業績の大幅減額修正は想定範囲

売り気配で始まったミツミ電機が前 日比52円(4.3%)高の1260円まで戻してきた。パソコン関連機器の販売低迷 と円高によって今期の経常利益は期初計画の半減にとどまる見通しを明らかに したことで、業績動向を見守りたいとの見方が多い。その一方で、修正後の業 績数字は市場の想定範囲との声もあり、新たな売り材料ととらえられなかった。

ミツミ電機は16日、2003年3月期の業績予想を減額修正した。前期比55% 増の120億円と大幅増益を計画していた連結経常利益は同25%減の58億円に、 当期純利益は77億円から35億円。

メリルリンチ日本証券は17日付で「中立」の投資判断を継続した。後藤文 秀アナリストは、「修正後の数字は先日の一部観測報道とほぼ同水準であるた め、特にサプライズはない。PBR(株価純資産倍率)で1倍前後という株価 は業績悪化をある程度織り込んでいたと推測される」と、投資リポートのなか で述べている。

このため株価は取引開始直後に前日比27円(2.2%)安の1181円まで下げ たものの、株式市場でハイテク株全般に買いが先行していることも支援材料と なり、前日終値を上回ってきた。

東京 浅井 真樹子 Makiko Asai

--*(03)3201-8955 masai@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

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