帝人:03年末でナイロン事業から撤退-デュポンとの合弁も解消(2)

帝人は15日、米デュポンの日本法人、 デュポン(東京都目黒区)と合弁で手掛けていたナイロン事業から2003年末で 撤退すると発表した。「ナイロンの市場、需要は低迷しており、今後も回復が見 込めない」(長島徹・帝人社長)と判断した。これに伴いデュポンとの合弁も今 年11月に解消する。

帝人はデュポンとの折半出資会社、帝人デュポンナイロン(TDN、大阪 府大阪市)のデュポンの全持ち株を11月に取得して、帝人の全額出資子会社に 切り替えたうえで、03年12月末をめどに生産・販売を打ち切る。生産工場であ る三原工場(広島県三原市)の跡地利用や、同事業に携わる社員約200人の処 遇については「今後検討する」(長島社長)方針。デュポンはTDNの事業解消 後、国内でのナイロン販売を直接手掛ける。

帝人は95年にデュポンと合弁会社を設立し、ナイロン事業を進めてきた。 しかし、ナイロン事業では国内メーカーとして後発だったことから、シェアは 4、5位と低迷し、事業参入後7年間のうち、ほとんどの年度が最終赤字だっ た。

帝人の株価終値は前日比19円(6.57%)高の308円。

東京 福井 康典    Yasunori Fukui --* (03) 3201-7508 yfukui@bloomberg.net Editor:Okubo

企業ニュース:JBN18

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