電通テックが大幅反発、今期単独経常益を上方修正-W杯とコスト削減

電通の子会社で、新聞・雑誌広告の印 刷を行う電通テックが大幅反発。サッカーのワールドカップ(W杯)関連事業 の好調や全社的なコスト削減効果により、2002年9月中間期、2003年3月期通 期の単独経常利益がいずれも計画を上回る見通しとなったことから、足元の収 益改善に評価が高まった。

株価は一時、前日比130円(5.8%)高の2380円まで上昇する場面もあっ た。午後2時5分現在は同100円(4.4%)高の2350円、10営業日ぶりの上昇 となっている。

水戸証券経済研究所の松尾十作アナリストは、「単体での収益改善がみられ たことが好感された。また、同社株は9月30日以降下げが続いており、ここへ きて割安とみた向きからの見直し買いも入った」と指摘した。9月30日から前 日の10月7日までの6日間の下落率は23%に達していた。

同社は7日、2002年9月中間期の単独経常利益を従来予想の15億円から 16億円に6.7%上方修正した。前年同期比では10%増となる。外注先の見直し を図るなどコスト削減策が寄与したほか、W杯関連事業の採算が想定以上とな り、収益面を下支えした。2003年3月期通期の単独経常利益予想は前期比6.2% 増の38億4000万円で、従来予想37億2000万円を3.2%上回る見込み。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

企業ニュース:JBN18

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