【個別銘柄】:ダイエー、ダイハツ工、日機装、ハイテク株、低位株

7日午前の主な売買銘柄の終値は次の 通り。

ダイエー(8263):32円(26%)安の93円。下落率は東証1部トップ。売 り気配で始まった後100円ちょうどで寄り付き、一時は37円(30%)安の88 円まで値を下げる場面もみられた。100円を割り込んだのは、6月の株式併合後 初めて。週末の一部テレビ報道番組で、竹中平蔵経済財政・金融担当相が「悪 い企業に退出してもらうのは資本主義経済では当たり前の話。大きすぎて潰せ ないと言って放置するのはあり得ない」と述べたことで、ネット証券経由の売 りが膨らんだ。

低位株:熊谷組(1861)が2円(12%)安の15円など株価水準の低い銘柄 の下げが続いている。小泉改造内閣のもとで銀行の不良債権処理が加速すれば、 経営状態が厳しい企業が淘汰(とうた)されるのでは、との不安が強まってお り、借入金が多く財務内容の良くない銘柄が下落率上位を占めた。大京(8840) が9円(16%)安の48円となったほか、太平洋金属(5541)が10円(15%) 安の57円、いすゞ自動車(7202)が8円(15%)安の47円など。

ハイテク株:東京エレクトロン(8035)が300円(7.0%)安の4000円と なるなど、ハイテク株の下げがきつい。4日の米国株式市場で、ストレージ(外 部記憶装置)最大手EMCの業績下方修正をきっかけに、ハイテク企業の業績 不安が高まったため、日本の関連企業にも収益悪化懸念から売りが先行した。 東エレクのほか、NEC(6701)が34円(6.6%)安の485円、富士通(6702) が34円(6.9%)安の456円など。

ダイハツ工業(7262):31円(7.3%)安の392円と3日続落。国内の自動 車販売台数が落ち込んだことを背景に、2002年9月中間期の単独業績を下方修 正したことから、収益悪化懸念が広がっているようだ。

日機装(6376):57円(12%)安の426円と年初来安値を更新。工業部門の 需要の落ち込みが厳しく、2002年9月中間期の連結業績は期初計画を下回る見 込みとなった。下期も業績回復は見込みにくく、2003年3月期の連結業績予想 も大幅に下方修正したため、市場では予想外の下方修正に失望感が広まった。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

ダイエー      8263 JP <Equity> CN

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