クレディ・スイス株14%安、S&Pが格下げの可能性示唆

スイスの銀行2位クレディ・ス イス・グループの株価が3日、前日比で14%安に急落、終値ベースで1995年8 月以来の安値を付けた。保険部門ウインタートウルにことし3回目の資本注入 が必要になる恐れがあるとして、米格付け会社スタンダード・アンド・プアー ズ(S&P)が格下げの可能性を示したためだ。S&Pによる現在の格付けは、 クレディ・スイスの長期格付けが「A+」、ウインタートウルは「AA-」。

3日のチューリヒ市場の終値は3.9スイス・フラン安の24.1スイス・フラ ンと、1日としては過去8年間で最大の下げを記録した。年初来では7割近い 下落を演じている。

クレディ・スイスはことし6月以降、ウインタートウルに合計37億スイス・ フラン(約3100億円)を注入したものの、同部門の第3四半期(7-9月)業 績は投資評価損計上で「大幅な赤字」に陥る見込み。株価低迷で同部門の資本 も打撃を受けており、新規の保険引き受けなどにも悪影響が出ている。証券部 門のクレディ・スイス・ファースト・ボストン(CSFB)も、減収や費用計 上が響き、営業赤字になる見通しだという。

チューリヒ Philipp Goellner、 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo、 --*(03)3201-7499   kshugo@bloomberg.net    Editor:Kobari

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