米ダウ・ケミカル:7-9月期業績下方修正-石油など原料費膨らむ

米化学最大 手ダウ・ケミカルは2日、第3四半期(7-9月)業績の暫定集計を発表。石 油など原材料費が膨らんだことなどが響き、収益は市場予想を下回る見込みと した。ダウは24日に正式な決算発表を行う予定。

会社側の発表によると、7-9月期の実質純利益は前年同期実績(1株当 たり16セント)並みとなる見込み。発表前の時点で調査会社トムソン・ファー スト・コールがまとめたアナリスト予想平均(同29セント)を大きく下回る見 通しとなった。特別損失を考慮すると、前年同期の1株利益は6セントだった。

需要低迷を背景に、プラスチックや化学製品の値上げが困難となっている こと、欧州を中心に、原油コストが上昇したことなどが同社の収益を圧迫した。 バークレイズ・プライベート・クライアンツで化学業界への投資を助言するシ ャ氏は「本質的な問題は(化学製品への)需要がないことだ。原油価格が上昇 しても、それは主に企業側の負担となり、製品には転嫁できない。これは(業 界)全体で起こりつつある現象だ」と指摘している。

ニューヨーク証券取引所で、ダウの株価は取引開始直後に急落、前日比で 一時8.6%安をつけた。午前10時半現在の株価は、同6.5%安の27.85ドル。

ワシントン Juliann Walsh 、 ボストン 山口 裕子 Yuko Yamaguchi 、 --* (617) 338-5819 yuyamaguchi@bloomberg.net Editor: Kawai

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