1-9月の世界のM&A、前年同期比31%減-仲介首位はゴールドマン

ブルームバーグ・データによ ると、2002年1-9月の世界のM&A(企業の合併・買収)は前年同期比31% 減(金額ベース)となった。企業不祥事と株価下落で最高経営責任者(CEO) が事業統合に対し消極的になっていることが示された。

仲介・助言業務ランキングでは、米証券大手のゴールドマン・サックス・ グループが首位に浮上した。同社の2002年上半期のランキングは4位。製薬大 手の米ファイザーによるファルマシア買収(買収価格640億ドル)の仲介・助 言業務を受託したことが寄与した。第2位にはクレディ・スイス・ファースト・ ボストン、3位にはJ.P.モルガン・チェースが入った。

ことしに入って世界の企業が発表したM&Aの総額は8580億ドル。前年同 期は1兆2500億ドルだった。第3四半期は、前年同期比36%減の3020億ドル に落ち込んだ。J.P.モルガン・チェースの北米M&A責任者エリオット氏 は「この落ち込みは当分回復しないだろう」とみている。

2000年に首位だったモルガン・スタンレーは、2002年上期の第3位から6 位に後退。同社が四半期末ランキングで5位までに入らなかったのは1997年以 降で初めて。長距離通信の米スプリントの番号案内事業を買収した投資会社R. H.ドネリーのアドバイザーを務めたものの、チョコレート菓子製造の米ハー シー・フーズの売却計画撤回などが響いた。

1-6位は以下の通り。 *T

金額(億ドル) 件数 1) ゴールドマン 1880 135 2) CSFB 1319 222 3) J.P.モルガン 1283 210 4) ラザード 1230 129 5) メリルリンチ 1207 158 6) モルガン・スタンレー 1199 176

ニューヨーク Mark Lake、 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita、 --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net Editor:Kakuta

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