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米シティ:新規公開株の割り当て、利益相反の疑いが生じるほどの規模

総合金融最大手米シティグル ープは26日、米下院金融委員会にあてた書簡で、破たんした長離通信大手ワー ルドコムの一部幹部に対する新規公開株の割り当ては、利益相反問題で疑問が 生じるのに十分な規模であったとの見解を表明した。

ただシティは、新規公開株の割り当ては合法的なもので、業界基準に沿っ たものだったと主張している。下院金融委は投資銀行業務獲得のためにワール ドコム幹部に対し優先的に新規公開株を割り当てていたかどうかを調査するた め、シティに対して関連文書の提出を求めており、今回の書簡はそれに答えた もの。

シティは、ワールドコムの複数の幹部は傘下のソロモン・スミス・バーニ ーの大口個人顧客だったとして、割り当ての正当性を主張。また、複数の弁護 士のコメントとして、シティに限らずほかの証券会社も大口顧客を獲得するた めの合法的措置として、新規公開株の割り当て慣行の正当性を主張するだろう との見解を示した。

シティは同時に、新規公開株の割り当て方法の改善を計画していることも 明らかにした。ソロモンの法務担当副責任者シャーバン氏は書簡の中で、企業 幹部に対する割り当ての一部は「合法的ではあるものの、利益相反の疑問が生 じるのに十分なほど大規模だった」とし、「社会からの信頼を維持するために、 当社および業界全体として、新規公開株割り当て方法の一層の改善に向けて新 たな方策を探っていく」との考えを示した。

オクスリー下院金融委員長(オハイオ、共和党)の広報担当者ピーターソ ン氏は、シティからの一連の文書は26日遅くに届き、今後委員会メンバーによ って検討されると語った。

ニューヨーク Rob Urban 東京 小針章子 Akiko Kobari --* (813) 3201-8879 akobari@bloomberg.net Editor:Kakuta

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