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【個別銘柄】:ケンウッド、日本ハム、共同印刷、アライドT、化学株

22日の主な売買銘柄の終値は、次の 通り。

日本ハム(2282):12円(1.2%)高の977円と続伸。イオングループなど、 偽装問題発覚後に同社製品の販売を見合わせていた一部の小売業者が、販売を 再開する見通しを示したことで、悪材料出尽くしとの見方が広がった。

ケンウッド(6765):8円(9.5%)高の92円と反発。22日付の朝日新聞朝 刊が、ケンウッドは200億円の金融支援受けることであさひ銀行を中心とする 主力取引銀行と交渉に入ったなどと報じたことで、財務体質の改善に期待が広 がった。

共同印刷(7914):20円(4%)安の485円と大幅反落。一時は6%超値下 がりした。主力の商業印刷の受注回復が遅れており、2002年9月中間期の連結 営業利益が従来予想12億円を下回る前年同期比7%減の10億円前後となる見 通しなどと一部で報じられ、業績への先行き不安が広がった。成長期待の高い ICカード事業でも受注が伸び悩んでいるもようで、他事業の悪化を補えるほ どには至っていないことから、成長スピードの鈍化が懸念された。

アライドテレシス(6835):500円(14%)高の3970円とストップ高(制限 値幅いっぱいの上昇)となり、4日続伸。差し引き2万9000株の買い注文が残 った。国内の堅調なIT(情報技術)化投資とネットワークインフラ整備の流 れを背景に、自治体や教育現場向けにLANスイッチやルータなどネットワー ク機器の販売が好調。量産効果も寄与して今期営業利益、経常利益は期初計画 を上回る見通しであることから、成長期待が高まった。

シメオ精密(6828):50円(5.6%)安の850円と急落し、1月18日に付け た年初来安値に並んだ。光通信関連の販売不振により中間期の経常損益予想を 黒字から赤字に修正、通期経常利益も半減する見通しとなったため、業績の回 復が遅れるとの見方が強まった。

シルバーオックス(8024):28円(9.9%)高の311円と、3月25日(300 円)以来、約5カ月ぶりに年初来高値を更新した。値上がり率は東証1部4位。 一部の証券会社が投資判断を2段階引き上げ最上位にしたことをきっかけに、 来期以降の増収増益期待が高まった。粗利益率の改善により、前期を底に今期 は業績回復が見込まれているほか、来期以降は、引き続き粗利益率の改善が期 待できるうえ、地方の中小取引先向けに開発したBtoBビジネスなどが売り上 げに貢献してくる見通し。

インターネット総合研究所(4741):2万7000円(11%)安の22万円と大 幅安、3日続落。一時21万1000円まで下落し、99年12月の東証マザーズ上場 以来の最安値を更新した。売買高は82株と、先週の1日平均6.6株を大きく上 回っており、投資家は決算発表を機に損失覚悟の売りを出したようだ。世界的 なIT(情報技術)不況のあおりを受けて前期決算で赤字が急拡大したうえ、 今期も最終赤字が続く見通しを発表したため、収益不安が高まった。

グッドマン(7535):1000円(18%)安の4600円とストップ安(制限値幅 いっぱいの下落)。差し引き9万4000株の売り注文が残った。医療器具PTC Aバルーンカテーテルの売り上げが予想以上に落ち込み、2002年6月通期の連 結業績が会社計画を大幅に下回ったことから、失望売りが膨らんだ。

石油株:セルフ式ガソリンスタンドの普及で価格競争が一段と激化してい ることなどから、原油調達コストの上昇分をすべて価格転嫁できず、投資家の 間に収益悪化懸念が広がったことから、一時は軒並み安となったが、午後には 値を戻す銘柄が増えた。昭和シェル石油(5002)が15円(2.1%)高の724円、 東燃ゼネラル石油(5012)が12円(1.6%)安の768円など。一方、ジャパン エナジー(5014)は1円(0.7%)安の137円。

化学株:住友化学工業(4005)が32円(7.1%)高の482円など、化学株 の一角が高い。業界内での統廃合の進展が市場で評価されるなか、メーカー間 で石油化学製品の価格を値上げする動きが広がっているとの一部報道が好感さ れたようだ。三菱化学(4010)が15円(6.8%)高の236円、三井化学(4183) が31円(6%)高の545円など。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

ケンウッド        6765 JP <Equity>CN

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