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Jエナジーが続落:8月原油処理量11%減-収益悪化懸念広がる

Jエナジーが続落:8月原油処理量11%減-収益悪化懸念広がる

東京 8月6日(ブルームバーグ):ジャパンエナジー(Jエナジー)が続落。 同社の株価は前日比10円(6.4%)安の146円と、2月21日以来、大台の150 円を割り込んだ。同社が8月の原油処理量を前年同月比11%減と減産を決めた ことで、市場では収益拡大への期待がしぼんだもようだ。

東海東京調査センターの赤羽高・シニアアナリストは「8月の減産強化を きっかけに、収益悪化への懸念が広がっているようだ」と指摘したうえで「財 務体質が(他社の石油元売りと比べ)弱いことも株価の下落の要因になってい る」と分析する。

Jエナジーはこれまで7-9月の原油処理計画について、前期比4%減の 640万キロリットル(kl)を見込んでいた。ただ、電力向けのC重油が大幅に 落ち込んでいるうえ、ガソリン価格が軟調に推移していることから「今月の原 油処理量を前年同月比11%減の202万キロリットル(kl)にすることに決め た」(同社の広報担当・高元健二郎氏)という。このため、水島製油所(岡山県 倉敷市)などグループの3製油所の平均稼働率は72%程度まで落ち込む見込み。

また、Jエナジーは9月、銅精錬大手の日鉱金属と共同持ち株会社を設立 する。きょうの株式相場では日鉱金属も同33円(8.3%)安の365円と下落し ている。

東京 浅野 文重 Fumishige Asano --* 03-3201-7137 fasano@Bloomberg.net Editor:Abe

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