7月の登録車販売台数は、前年同月を下回る見通し-11カ月連続減

東京 8月1日(ブルームバーグ):7月の国内登録車(排気量660cc超)販 売台数は、長引く消費低迷により前年同月比3%減と、11カ月連続で前年実績 を下回る見込みだ。ブルームバーグ調査によるエコノミスト3人の数値を基に した。日本自動車販売協会連合会(自販連)はきょう午後2時に7月の登録車 台数を発表する。

数値を示した3人のエコノミスト以外で、ドイツ証券の吉田達生アナリス トは、7月の販売台数は前年同月比で横ばいから5%減の見通しを示している。 各社の新車投入が販売台数を押し上げるが、「(消費の)回復のペースが大変遅 い」(吉田氏)ことで前年実績を下回る可能性が高い。

31日に厚生労働省が発表した6月の毎月勤労統計(速報)によると、従業 員5人以上の事業所の実質賃金は前年同月比2.9%減と、3カ月連続で下回った。 1人当たりの現金給与総額は同3.7%減の46万8018円。ボーナスなど特別に支 払われた給与は同6.6%減の18万8919円と、依然、賃金水準が回復していない ため、消費意欲が回復していない。

吉田氏はホンダについて、「『フィット』は引き続き(販売が)好調だが、 その他のモデルは厳しいため、全体としては対前年割れになる」と予想。前年 を下回ると15カ月ぶりになる。また同氏によると、日産自動車は「マーチ」、「ウ イングロード」、「エルグランド」の販売が好調なため、前年同月に比べ増加し、 トヨタは全体需要と同様に落ちるだろう、と予想している。

東京 リンゼィ・ウィップ Lindsay Whipp

井上 徹二 TETSUJI INOUE --* 03-3201-7297 teinoue@bloomberg.net Editor:Murotani

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