コスモ石油や新日石など:C重油の需要落ち込みで、減産強化へ

東京 7月30日(ブルームバーグ):コスモ石油など石油元売り各社が原油減 産を強化している。コスモ石油は、同社グループの第2四半期(7-9月)の 原油処理計画について、重油の需要が落ち込んでいることから、当初計画の前 年同期比5%減から10%減にする見通しだ。同社の広報室が30日、明らかにし た。石油元売り最大手の新日本石油や昭和シェル石油も相次いで減産幅を拡大 させており、石油業界全体に広がりそうだ。

コスモ石油は第2四半期の原油処理計画について、景気が落ち込んでいる ことから、当初、前年同期比5%を見込んでいた。ただ、電力向けのC重油の 需要が落ち込んでいるため、8月の処理量は前年同月と比べ11%減と、減産を 強化することにした。このため、7-9月の処理量は前年同期比10%になる見 込みという。

新日石は8月の原油処理計画について、前年同月比10%減の440万キロリ ットル(kl)になる見通しと発表。また、昭和シェル石油は7-9月の処理 計画について、従来予想の前年同期比5%減から6%に減産幅を拡大すると発 表している。

コスモ石油の終値は前日比3円(1.6%)高の187円、新日石は同19円 (3.6%)高の542円、昭シェルは同2円(0.3%)高の647円。

東京 浅野 文重 Fumishige Asano --* 03-3201-7137 fasano@Bloomberg.net Editor:Abe

企業ニュース:JBN18, NI COS, NI KIGYO