日本株【個別銘柄】:日産自、キヤノン、ホンダ、村田製、フジテレビ

30日午前の主な売買銘柄の終値は、 次の通り。

日産自動車(7201):68円(8.5%)高の869円と大幅続伸。一時、75円(9.4%) 高の876円まで上昇し、今年に入り最大の上げ幅となった。為替相場で円安が 進んでいることや米ダウ工業株平均が史上3番目の上げとなったことが背景。 売買高は1238万株で東証1部2位。

キヤノン(7751):230円(6.2%)高の3960円と大幅続伸。円安ドル高の 進行を受け、為替差益による収益押し上げ期待から買いが先行している。米株 式相場の回復もプラス要因となった。

ホンダ(7267):110円(2.2%)高の5130円と続伸。29日発表した2002 年度第1四半期(4-6月期)連結決算(米会計基準)は、純利益が四半期ベ ースで過去最高益となったほか、米国株式の上昇や円安進行も追い風となった。

フジテレビジョン(4676):5万1000円(7.8%)高の70万6000円と5営 業日ぶりに大幅反発。スポット収入の好調などにより、第1四半期(4-6月) の業績が会社予想を大幅に上回って推移しているもようで、アナリストの間で 業績上方修正への期待が高まっているようだ。

村田製作所(6981):400円(6.7%)高の6350円と大幅反発。今月下旬以 降連続で年初来安値を更新してチャート(けい線)上の節目である株価の大台 を割り込んでいたことから、米国株が大幅上昇したことをきっかけに、買い注 文が優勢となった。

日本航空(9201):11円(3.5%)高の324円と5営業日ぶりに反発。国内 経済の回復により、旅行需要が拡大することやコストカットにより収益が拡大 するとの見方から買いが入った。

日本たばこ産業(JT)(2914):1万8000円(2.3%)安の78万2000円 と反落。一部の報道で、財務省が政府保有の同社株式放出を当面見送ると伝え られたものの、株式放出による需給悪化懸念は解消されていない。

アサヒビール(2502):5円(0.5%)高の1006円と小幅上昇。中間期業績 の利益を上方修正したことを受け、販促費の効率化など経費削減が計画以上に 進んでいることを評価する動きが高まった。

コピア(6442):34円(12.5%)高の306円と大幅高。前日発表した2002 年6月中間期決算で、連結純利益が14億円の黒字(前年同期は5億3800万円 の赤字)と収益が改善したことを受け、個人投資家の買いを集めた。

第一製薬(4505):90円(4.7%)高の1999円と続伸。同日午後3時半から 事業提携について都内で記者会見すると報道されたことから、M&A(企業の 合併・統合)の思惑が高まった。株価は一時96円(5%)高の2005円を付け、 6営業日ぶりに2000円台に回復する場面もみられた。

マックス(6454):79円(7.5%)安の975円と大幅反落。持ち家住宅の需 要減少で主力の釘打ち機やコンプレッサなどの機械販売が振るわず、中間期の 業績見通しを下方修正しており、市場では予想外の業績悪化に狼狽売りが出て いる。

エフ・シー・シー(7296):100円(4.3%)高の2420円と続伸。北米向け のクラッチ販売が好調で、今期は従来予想を上回る見通しとなったことから、 好業績を期待した買いが膨らんだ。米国株式相場の上昇や為替相場の円安進行 も株価上昇を手伝った。

レントラックジャパン(2314):映像ソフトの流通を手がけるレントラック ジャパンがこの日、大証ナスダック・ジャパンのスタンダードに新規上場した。 取引開始時は売り注文が先行し、公募価格1300円を1.5%下回る1280円の初値 が付いた。公募・売出株数は117万株、主幹事は新光証券。午前終値は1310円。

コンピュータウェーブ(2740):パソコン用ソフトウェアを販売するコンピ ュータウェーブがこの日、ジャスダックにマーケットメイク方式で新規上場し た。初値は43万円と、公募価格46万円を6.5%下回った。公募・売出株数は 2000株、主幹事は野村証券。公募価格のPER(株価収益率)は15倍であった。 午前終値は38万円。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Edeitor:Akama、Yamanaka

日本たばこ産業(JT)   2914 JP <Equity>CN