コロムビアが大幅高、リップルウッドによる株式買付-債務超過解消へ

米投資会社リップルウッド・ホールデ ィングスの指揮のもと、事業再生を図っている日本コロムビアが大幅反発。23 日、リップルウッド ニッポン コロンビア パートナーズL.P.がコロンビア株 式を買い付け、筆頭株主が日立からリップルウッドに異動したことが明らかに なり、市場では、コロンビアが今回の調達資金で債務超過を解消し、リップル ウッド主導の経営による事業再生と業績向上がさらに期待できるとみられた。

株価は一時、前日比26円(16.1%)高の187円まで上昇。午後1時48分 現在、同21円(13.0%)高の182円で、値上がり率は東証1部4位。主な買い 手口は、モルガンスタンレー証券、インドスエズダブリュ・アイ・カー証券で、 個人投資家とみられる買いも入っている。

高木証券の菊池重夫次長は「筆頭株主が保守的な日立からリップルウッド になったことでさらに事業再生が進むとみられたほか、調達資金で財務内容が 改善するとの期待が高まった」との見方を示した。

コロンビアの経営企画本部長である島田博正氏は、「今回の株式買い付けに よって、68億円強の資金調達が可能となり、期中で32億円程度見込まれていた 債務超過が解消できるもよう」と述べた。

リップルウッド・ホールディングスは成長の見込める会社に投資し、経営 に積極的に参加することで企業価値を高め、キャピタルゲインを得て金融機関 などの投資家に還元を図っている。これまで、新生銀行や宮崎市の大型リゾー ト施設「シーガイヤ」などの経営再建に取り組んでおり、日本コロンビアには 昨年5月から経営に参画している。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Edeitor:Ushiroyama

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