米ダイナジー:格下げで公益部門の起債中止-取引事業の提携先模索

米エネルギ ー大手ダイナジーは23日、傘下の公益会社イリノイ・パワーがこの日予定して いたモーゲージ債3億2500万ドルの発行を取り止めたと発表した。米大手格付 け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による格下げを受けたもの で、エネルギー取引事業の提携先を探す方針も明らかにした。ダイナジーの株 価は急落している。

同社は天然ガス・電力の価格低下やエネルギー取引事業の低迷に見舞われ るなかで、通期のキャッシュフロー(現金収支)は6億-7億ドルと、事前予 想を最大4割下回るとの見通しも示した。エネルギー取引に伴う損失によって、 手元資金などが過去1週間で最大2割減少したとしている。

ディーンストビーア暫定最高経営責任者(CEO)は「取引事業を成功さ せるには、強固な投資適格級の格付けであることが求められる。経営陣は独立 した格付けを持つ合弁会社の設立など、戦略的な選択肢を追求していく」との 声明を出した。

S&Pは22日、ダイナジーの長期発行体格付けをジャンク(投資不適格) 級の「BB」に引き下げている。

同社の23日の株価はニューヨーク時間午後零時21分現在、前日比1.93ド ル(57%)安の1.45ドル。

プリンストン Jim Polson  、 ボストン 山口 裕子 Yuko Yamaguchi 、 --* (617) 338-5800 yuyamaguchi@bloomberg.net Editor:Yamahiro

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