日本株【個別銘柄】:ケンウッド、カルソカン、松下電産、三井住友銀

12日の日本株市場で動きが注目される 銘柄は次の通り。

ケンウッド(6765):従来計画から300人増やして全体の35%に当たる3000 人を人員削減することなどを柱とする再建計画の見直し案を発表。2003年9月 中間期の連結業績見通しについても、純利益予想を当初予想の10億円からゼロ (前年同期は110億円の赤字)に引き下げるなど、下方修正した。

カルソニックカンセイ(7248):利益水準を高め、グローバル企業として勝 ち残るため、同社事業の構造改革を推進することを決めた、と発表した。同社 は連結経常利益を2004年3月期には5%に引き上げることを目指す。独自性の あるモジュール開発に傾注するとともに、生産の集約化、海外・国内関連メー カーへの生産移転などで競争力強化を高めていく。

松下電器産業(6752):12日付の毎日新聞は、8月にも、社員約200人を総 務人事サービスの関連会社に転籍、約1000人を出向させる方針を明らかにした と報じた。将来の労務コスト削減を図るためで、松下が転籍制度を取り入れる のは初。

三井住友銀行(8318):12日付の日本経済新聞などによると、三井住友カー ドなど複数の関連会社と年度内にも金融持ち株会社を設立し、経営統合する方 向で検討に入った。将来的には親密生保や信託銀行などが合流、総合金融グル ープの構築を視野に入れているという。

アサヒビール(2502):12日付の日本経済新聞は、アサヒが中国ビール最大 手から「青島ビール」の独占販売権を取得することで合意したと伝えた。現地 生産する広東省の合弁工場で生産、8月に輸入販売を始める。

スカイマークエアラインズ(9204):沢田秀雄会長(エイチ・アイ・エス= HIS社長)は、スカイマークが債務超過に陥っていることに関して、増資な どを実施し、早期に解消する考えを明らかにした。創業者の沢田会長が増資に 前向きの姿勢を見せたのは初めて。

三菱レイヨン(3404):オーストリアの自動車向けケーブル大手、ゲバウア・ アンド・グリラー(G&G)社と自動車向けプラスチック光ファイバーケーブ ル事業で提携したと発表。市場の立ち上がりがいち早く見込まれる欧州市場で G&Gを通じてシェア拡大を目指す三菱レと、同社が持つケーブル技術のノウ ハウを生かしたいG&Gの思惑が一致した。

信越化学工業(4063):半導体の基礎材料となる8インチのシリコンウエハ ーを製造するマレーシア工場の生産ラインを増設すると発表。同工場の8イン チの生産能力は月産24万枚から30万枚にアップする。生産コストの低いマレ ーシアでの生産比率を高め、コスト競争力を引き上げる。

日本ユニパックホールディング(3893):傘下の大昭和製紙が岩沼工場(宮 城県岩沼市)に古紙パルプ製造設備を新設すると発表。投資額は32億円で、生 産量は日産250トンを見込む。2003年5月に完工予定。岩沼工場では新聞用紙 向け古紙パルプを日産940トン生産しているが、新設備稼働後には日産1190ト ンに高まり、古紙配合率も現在の60%から75%まで向上する見込み。

コンビニエンスストア大手8社:ブルームバーグ・ニュースが11日までに まとめたコンビニエンスストア大手8社の2002年6月売上高(速報ベース)に よると、5社で既存店売上高が前年実績を下回った。前年より日曜日が1日多 かったにもかかわらず、弁当商品などの不振により客単価が続落した。ただ、 サッカー・ワールドカップ(W杯)の特需を背景にセブン-イレブン・ジャパン、 ファミリーマート、ミニストップの3社は前年実績をわずかに上回った。

エプコ(2311):この日、ジャスダックに新規上場する。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Edeitor:Ushiroyama

アサヒビール       2502 JP <Equity>CN