S&P500種銘柄入れ替え:ゴールドマンなど採用-外国籍企業を除外

米S&P500種株価指数を算 出するスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は9日、指数採用7銘柄の 入れ替えを発表、米大手証券ゴールドマン・サックスなどを新規に採用する半 面、カナダの通信機器メーカー、ノーテル・ネットワークスなど外国籍企業7 社を除外する。今月19日の通常取引終了後に実施。今回の入れ替えによりS& Pを構成するのは米国籍企業のみとなる。

新規採用銘柄はゴールドマンのほか、インターネット競売最大手eベイ、 翌日配送大手のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)、米生命保険2位 のプルデンシャル・ファイナンシャル、情報技術サービスのサンガード・デー タ・システムズ、ゲームソフトのエレクトロニック・アーツ。

一方、除外対象となるのはノーテルのほか、英蘭系食品メーカー、ユニリ ーバ、英蘭系メジャーのロイヤル・ダッチ・シェル、カナダのアルミ会社、ア ルキャン、カナダの産金会社3社バリック・ゴールド、プレーサー・ドームお よびインコ。

今回、外国籍企業を指数から除いたのは、S&Pをベンチマークとして利 用する米国投資家から、外国籍企業へ投資する際の投資コスト増やリスク管理 の難しさを指摘する声が出ていたため。指数採用銘柄を選考する委員会の座長 を務めるブリツァー氏は、今回の入れ替えによって、S&P500をより一層米大 型株の動きを反映したものにするという目標が達成されると語る。

S&P500指数をベンチマークとして利用するファンドの残高は、パッシブ 型のインデックス・ファンドだけでも8000億ドル(約94兆5000億円)に上る。 新規採用銘柄には入れ替え当日、こうしたファンドからの買いが集まるため、 10日以降の株式市場では、こうした動きを先取りした買いが予想される。

ニューヨーク 高井夕起子 Yukiko Takai、Danielle Sessa --*(212)893-3007 ytakai@bloomberg.net     Editor:Kobari

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