日本株【個別銘柄】:西友、住友商、東燃ゼネ、高砂電産、自動車株

28日の主な売買銘柄は次の通り。

西友(8268):42円(9.9%)高の465円と大幅続伸。セゾングループの西 武百貨店が保有する西友株の一部を売却することを明らかにしたことで、グル ープとの関係が薄れて資産処理の負担が軽くなるとの見方が広がった。チャー ト(けい線)をはじめとする複数のテクニカル面から、株価が下げ渋りを示し ていたことも、この日の株価上昇につながった。

住友商事(8053):午後に入って下げに転じ、5円(0.6%)安の726円と なった。筆頭株主の住友信託銀行などが保有する住商株4650万株(発行済み株 式数の4.37%)を売り出すことになり、需給悪化懸念が台頭した。

東燃ゼネラル石油(5012):77円(8.3%)安の850円と大幅安となり、4 日続落。同社は27日、2002年6月中間期の連結純損益を従来予想の175億円の 黒字から20億円の赤字に下方修正すると発表したことから、投資家の失望売り を誘ったようだ。

三洋電機クレジット(8565):90円(3.3%)高の2815円と反発。一時は 175円(6.4%)高の2900円まで上昇した。一部証券会社のリポートで子会社の 三洋倶楽部が手掛ける融資事業が好調なことが伝えられたことから、今期は会 社予想を上回る増益が期待できるとの見方が強まった。

高砂電器産業(6423):29円(2.7%)安の1040円と反落。今期はパチスロ 遊技機の販売が計画の3割にとどまる見通しとなり、業績計画を大幅に下方修 正したため、顧客に支持される機種を投入し業績を回復できるか見極めたい、 との見方が広がった。

佐世保重工業(7007):1円(0.9%)安の100円と4日続落。一時は7円 円(6.9%)安の94円まで下げ、2月28日以来4カ月ぶりに100円の大台を割 り込んだ。国の助成金を不正に受け取った事件で前社長が逮捕されたため、企 業イメージの低下につながるとの見方が広がった。

アイ・オー・データ機器(6916):35円(3.8%)高の950円と反発。一時 は10%以上値上がりした場面もみられた。シェア重視から利益重視の経営への 転換を図り、人件費削減などの改善策が奏功。2002年6月期の連結経常損益の 赤字幅が大幅に改善する見通しが明らかになったことから、業績回復を期待し た買いが膨らんだ。

後発医薬品メーカー大手各社:沢井製薬(4555)、東和薬品(4553)などが 一時、そろって年初来高値を更新。国の医療費抑制政策が続くなか、医療機関 や患者の間でコスト意識が強まり、後発医薬品の利用が広がっていくとの期待 が高まった。終値は、沢井薬が115円(6.3%)高の1940円、東和薬は90円(4.5%) 高の2080円、日本医薬品工業(4541)も8円(1.8%)高の450円。

自動車株:総じて上昇。外国為替市場でドル安・円高に推移しているもの の、米株式市場の上昇を受け買いが集まったようだ。ホンダ(7267)が110円 (2.3%)高の4860円、トヨタ(7203)は180円(6%)高の3180円、日産自 (7201)が18円(2.2%)高の830円などといずれも続伸。

半導体製造装置関連株:アドバンテスト(6857)が320円(4.4%)高の7460 円、東京エレクトロン(8035)が450円(6.1%)高の7810円とともに続伸す るなど半導体製造装置関連銘柄が上昇。5月の半導体製造装置の受注が3カ月 連続で前年実績を上回ったほか、米国株が落ち着きを取り戻したため、株価は 短期的に売られ過ぎたとの見方が強まった。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

三洋電機クレジット    8565 JP <Equity>CN

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