日本株【個別銘柄】:西友、高砂電産、東燃ゼネ、佐世保重、自動車株

28日(前場)の主な売買銘柄は次の 通り。

西友(8268):42円(9.9%)高の465円と大幅続伸。セゾングループの西 武百貨店が保有する西友株の一部を売却することを明らかにしたことで、グル ープとの関係が薄れて資産処理の負担が軽くなるとの見方が広がった。チャー ト(けい線)をはじめとする複数のテクニカル面から、株価が下げ渋りを示し ていたことも、この日の株価上昇につながった。

高砂電器産業(6423):49円(4.5%)安の1020円と反落。今期はパチスロ 遊技機の販売が計画の3割にとどまる見通しとなり、業績計画を大幅に下方修 正したため、顧客に支持される機種を投入し業績を回復できるか見極めたい、 との見方が広がった。

東燃ゼネラル石油(5012):89円(9.6%)安の838円と大幅安となり、4 日続落。同社は27日、2002年6月中間期の連結純損益を従来予想の175億円の 黒字から20億円の赤字に下方修正すると発表。このため、投資家の失望売りを 誘ったようだ。

佐世保重工業(7007):3円(2.9%)安の98円と、2月28日以来4カ月 ぶりに100円の大台を割り込んだ。この日で4日続落。国の助成金を不正に受 け取った事件で前社長が逮捕されたため、企業イメージの低下につながるとの 見方が広がった。

アイ・オー・データ機器(6916):35円(3.8%)高の950円と反発。一時 は10%以上値上がりした場面もみられた。シェア重視から利益重視の経営への 転換を図り、人件費削減などの改善策が奏功。2002年6月期の連結経常損益の 赤字幅が大幅に改善する見通しが明らかになったことから、業績回復を期待し た買いが膨らんだ。

後発医薬品メーカー大手各社:沢井製薬(4555)、東和薬品(4553)などが 一時、そろって年初来高値を更新。国の医療費抑制政策が続くなか、医療機関 や患者の間でコスト意識が強まり、後発医薬品の利用が広がっていくとの期待 が高まった。午前の終値は、沢井薬が85円(4.6%)高の1910円、東和薬は110 円(5.5%)高の2100円、日本医薬品工業(4541)も11円(2.4%)高の453 円。

自動車株:総じて上昇。外国為替市場でドル安・円高に推移しているもの の、米株式市場の上昇を受け買いが集まっているようだ。ホンダ(7267)が150 円(3.1%)高の4900円、トヨタ(7203)は120円(4.0%)高の3120円、日 産自(7201)が12円(1.4%)高の824円など。

半導体製造装置関連株:アドバンテスト(6857)が300円(4.2%)高の7440 円、東京エレクトロン(8035)が330円(4.4%)高の7690円など半導体製造 装置関連銘柄が上昇。5月の半導体製造装置の受注が3カ月連続で前年実績を 上回ったほか、米国株が落ち着きを取り戻したため、株価は短期的に売られ過 ぎたとの見方が強まった。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

東京エレクトロン  8035 JP <Equity>CN

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