東燃ゼネが下落:今中間期の純損失20億円に下方修正で失望売り

東燃ゼネラル石油が前日比91円 (9.82%)安の836円と大幅に値を下げている。株価は4営業日連続の下落。 同社は27日、2002年6月中間期の連結純損益を従来予想の175億円の黒字から 20億円の赤字に下方修正すると発表した。このため、投資家の失望売りを誘っ たようだ。

みずほインベスターズ証券の河内宏文シニア・アナリストは「今回の下方 修正はネガティブサプライズ」としたうえで、修正を受けて投資対象から中立 にレーティングを格下げした。さらに、東燃ゼネラルの下方修正の要因に石油 製品のマージン悪化が挙げていることも懸念材料となっているという。

ただ、株価が前日と比べて90円以上下落していることについて「過剰反応 している要素もある」(河内氏)と指摘しており、株価下落は限定的になるとの 見方もある。

今回の下方修正では、連結売上高は石油製品の需要低迷により販売量が落 ち込み、従来予想の9750億円から8900億円にとどまるとしている。経常利益 は原油価格の上昇分を製品価格にすべて転嫁できず利益率が低下したほか、原 油などの未着品を後入れ先出し法に在庫評価方法を変更したため、従来予想の 275億円の黒字から60億円の赤字になる見込み。

東京 浅野 文重 Fumishige Asano --* 03-3201-7137 fasano@Bloomberg.net  Editor:Abe

企業ニュース:JBN18

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