CSFB、棄却申し立て退けられる-ネット企業のIPOめぐる訴訟で

破たんしたインターネット 金融会社モーゲージ・ドット・コムの債権者が、同社の新規株式公開(IPO) の幹事を務めたクレディ・スイス傘下のクレディ・スイス・ファースト・ボス トン(CSFB)を相手に起こしている訴訟で、ニューヨーク連邦地裁のシャ インドリン判事は25日、訴訟の棄却を求めるCSFBの申し立てを退けた。

債権者は、CSFBがモーゲージ・ドット・コムのIPOで、株価値上が りで利益を上げた投資家から見返りを受け取ることを目的に、公募価格を不当 に安く設定したと主張。これにより同社が損害を受けたとして、少なくとも400 万ドル(約4億8000万円)の賠償を要求している。同社は、IPOの1年2カ 月後に破たん。原告側は、CSFBがIPOを引き受けた200社以上を代表し た集団訴訟としての認定も求めている。

今回の訴訟は、破たんしたインターネット企業が投資銀行を訴えた初のケ ース。次いで、同じく破たんしたインターネット小売りのEトイズもことし5 月にゴールドマンサックス・グループを相手取って同様の訴えを起こしている。 IPOに詳しい米フロリダ大学のリッター教授は、破たんしたインターネット 企業やコンピューター企業のうち何社かは、IPOによる調達額がもっと大き ければ破たんを回避できた可能性もあると指摘している。

ニューヨーク David Glovin 東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita、 --* (03) 3201-8394 akinoshita2@bloomberg.net     Editor:Kobari

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