5月の小売売上高:スーパー、百貨店とも前年割れ-天候不順など

日本チェーンストア協会と日本百貨店 協会は24日、全国のスーパーと全国百貨店の2002年5月の売上高を発表した。 それによると、月中旬の天候不順などにより衣料品が不振だったことからスー パー、百貨店ともに前年実績を下回った。

全国スーパーの前年割れは42カ月連続。気温が平年を下回って推移したこ となどから夏物衣料品が振るわなかったうえ、単価が引き続き下落傾向である ことも響いた。部門別では衣料品が同5.6%減、住関品も同3.3%減少した。

ただ、狂牛病の影響も薄れ精肉が堅調であることや野菜相場の回復などを 背景に食料品が健闘、さらに入店客数が増加傾向であることから、全体のマイ ナス幅はこれまでと比べて小幅にとどまった。

全国百貨店も2カ月連続で前年マイナス。売上高の4割を占める衣料品が 天候不順の影響を受け、同3.8%減と4月(2.5%減)よりマイナス幅が拡大し たうえ、家具など法人関連の大口需要が減退した。

衣料品では、高額の紳士のビジネススーツなどが不振。子供服と主力の婦 人服も2カ月連続マイナスだった。また、家具や家電など家庭用品も同11.1% 減と、法人関連が低調なため6カ月連続で2ケタ減少が続いている。

一方、アクセサリーなどの身の回り品は各店舗の売り場改装などが奏功し、 同2.0%増と19カ月連続プラスとなっている。

   <5月の全国スーパー売上高>               
(売上高の単位は億円、前年同月比は%)
          売上高       前年同月比                 売上高    前年同月比
総額       11906       ▲0.8              総額       6526       ▲ 2.1
食料品      6629         1.5              衣料品     2674       ▲ 3.8
衣料品      1783       ▲5.6              身の回り品  823          2.0
住関品      2394       ▲3.3              雑貨        946       ▲ 0.4
サービス      94         3.6              家庭用品     418      ▲11.1
その他      1005       ▲1.4              食料品      1316         0.3
                                          食堂喫茶     185      ▲ 2.3
                                          サービス      54         5.3
                                          その他       108         0.9

東京 鷺池秀樹  Hideki Sagiike

堤 紀子 Noriko Tsutsumi --* 03-3201-8293 hsagiike@bloomberg.net   Editor:Hinoki

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