日本株【個別銘柄】:日立、JR東、サンデン、アルプス技、自動車株

21日の主な売買銘柄は次の通り。

日立製作所(6501):11円(1.4%)安の766円と19日につけた年初来安値 (762円)に接近した。米国株式相場の下落を受けて日米景気の足取りが不安定 になるとの見方が広がり、収益の回復が遅れるとの懸念が強まった。一方、相 場全体の下落に引きずられて業績といったファンダメンタルズ以上に下がって いるとの見方も聞かれた。売買高は1391万株に膨らみ、東証1部の2位。

JR東日本(9020):3万1000円(5.3%)安の55万円と反落。日本鉄道 建設公団が決めたJR東の第3次株式放出額は53万2000円と決められている が、市場での価格の方が割高のため、売却可能日の初日に当たるこの日、売り が膨らんだ。売買金額は379億1000万円に達し、東証1部トップ。

サンデン(6444):48円(12.4%)高の433円と大幅上昇。値上がり率は東 証1部でトップ。仏自動車メーカーのプジョー・シトロエン・グループにカー エアコン部品を大量に納入することから、収益拡大への期待が膨らんだ。

アルプス技研(4641):46円(6.2%)安の685円と、年初来安値を更新し た。2002年6月中間期の業績予想を下方修正したことが売り材料となった。

三陽商会(8011):17円(2.6%)高の662円と続伸。2002年6月中間期の 連結営業利益が前年同期に比べ3割増となる見通しが一部で報じられ、従来予 想を上回ることから、業績拡大は順調との見方が強まった。

日本ケンタッキー・フライド・チキン(9873):25円(0.9%)高の2625円 と続伸。ピザハット事業の好調が寄与し、2002年5月中間期の連結純利益が従 来予想を5億円上回ると発表したことが好材料となった。

ジャパンケアサービス(7566):20円(6.2%)高の340円と反発。一時は 35円(10.9%)高の355円まで値上がりした。24時間・365日体制の介護サー ビスの利用者が増え、5月単月ベースの業績が昨年1月以来の黒字に転換した ことから、業績回復への期待が高まった。

自動車株:トヨタ自動車(7203)が60円(1.9%)安の3050円、ホンダ(7267) が160円(3.1%)安の4900円など自動車株が下落。米国での自動車需要が落 ち込むとの見通しが広がり、一部証券会社が米ゼネラル・モーターズの投資判 断を引き下げたため、外部環境の悪化が嫌気された。そのほか、日産自動車 (7201)が26円(3.0%)安の817円、三菱自動車工業(7211)が17円(5.0%) 安の317円、マツダ(7261)が3円(0.9%)安の309円。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Akama

三陽商会          8011 JP <Equity>CN

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE