自動車株が下落、米での需要落ち込みを嫌気‐GMなどが格下げ(2)

トヨタ自動車の株価が前日比50円 (1.61%)安の3060円、ホンダは同150円(2.96%)安の4910円など自動車 株が下落。米国での自動車需要が落ち込むとの見通しが懸念されていることか ら、一部証券会社が米ゼネラル・モーターズの投資判断を引き下げており、外 部環境の悪化が嫌気されているようだ。

日産自動車は同23円(2.73%)安の820円、三菱自動車工業は同17円 (5.09%)安の317円、マツダが同6円(1.92%)安の306円。

モルガン・スタンレー証券は20日、GMとフォード・モーターの投資判断 を「オーバーウエイト」から「中立」に引き下げた。米国での乗用車とライト トラックの需要は今後数カ月間で鈍化し、来年の販売拡大は見込めないと指摘 している。

新光証券エクイティ情報部の三浦豊課長は、日本の自動車メーカーの北米 市場への依存度の高さや、輸出関連の日本株が弱含んでいることを考えれば、 米国の競合他社の格下げは「日本の自動車株にネガティブな影響があるだろう」 とみていた。

シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズの村山 信明ポートフォリオマネージャーは、需要の落ち込み懸念に対して「日本メーカ ーがどれだけ抵抗力があるか、その度合いをどう見るかによる」と指摘。「トヨ タやホンダに加え、日産も『アルティマ』や『Z』など新車が出てくることで 風向が良くなる。マツダや三菱自は厳しいだろう」とみている。

東京 鈴木 偉知郎 Ichiro Suzuki

山崎 朝子 Tomoko Yamazaki

藤田 比呂子 Hiroko Fujita --* (03)3201-7297 teinoue@bloomberg.net Editor:Murotani

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