自工会会長:今年度の国内販売見通しは達成可能-米国需要見極め必要

東京 6月20日(ブルームバーグ):日本自動車工業会(自工会)の宗国旨 英会長(ホンダ会長)は20日、都内で行われた定例会見で、2002年度の国内 販売状況について、厳しい環境のなかで当初予想は達成できるとの見方を示し た。

宗国会長は現在の販売状況について、「前年実績を上回らない状況で厳し い」との認識を示した。しかし、「顧客に評価してもらっている車種が出てきて いるし、これからも(新車種が市場に投入される)計画がある。また、実感と して2002年1-3月期GDP(国内総生産)がプラス成長となりサインが出て いる」との理由を挙げ、「厳しい環境下ではあるが、後半からの期待値も合わせ て各社の努力により(当初見通しを)達成できる」と述べた。

自工会は3月、軽自動車(排気量660cc以下)と登録車(同660cc超)を 合わせた2002年度の自動車需要が、前年度比0.1%増の586万台の見通しと発 表した。

現在の米国の自動車販売状況について宗国会長は、「年初の見通しでは 1500万台と見ていたが、5月が終わった段階で年率換算1600万台となってお り予想より強い」との認識を示した。ただ、この強い販売台数の背景には、「リ ベート(販売促進費)に支えられた面があり、これから(各社が)新たなリベ ート戦略が出る状況ではないので、(販売台数に関しては)年後半は相当慎重に 見ていく必要がある」との考えを示した。

東京 井上 徹二 Tetsuji Inoue --* (03)3201-7297 teinoue@bloomberg.net Editor:Murotani

企業ニュース:

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE