スーパー5月売上高:イオン前年割れ、ダイエーは1.9%増―自社調べ

ブルームバーグ・ニュースが21日ま でにまとめた大手総合スーパー5社の5月の既存店売上高は、イオンなどが前 年実績を下回った一方で、ダイエー、イトーヨーカ堂が前年実績比プラスにな るなど、各社まちまちとなった。

ダイエーの既存店売上高は前年同月比1.9%増。再建計画に伴う不採算店舗 の閉鎖や売り場改装などにより、本業回復の兆しが見えつつあるようだ。ダイ エーによると、売り場面積が前年と比べて減少していることを考慮した既存店 売上高は同3.0%増加したという。部門別では、住関品(住居関連品)が同0.1% 減となったものの、衣料品が同1.1%増、食料品が同3.3%増といずれも健闘し た。

ヨーカ堂は同2.6%増と好調を維持。引き続き好調な食料品の売上高が全体 をけん引している。食料品では対面販売を増やすなどの施策が奏功していると いう。

一方、イオンは同2.8%減と苦戦した。夏物衣料品の早期展開を始めたもの の天候不順が裏目となり、衣料品が振るわなかった。また、土曜日が前年と比 べて1日少なかったことも影響した。客数は同0.2%減、客単価は同2.8%減だ った。

西友とユニーも天候不順の影響を受けて、衣料品が低迷したことが響き、 既存店売上高は前年比マイナスとなった。西友の衣料品は同15.9%減、ユニー は同8.5%減少と大幅なマイナス。ただ、西友は食料品の健闘もあり、既存店は

3.0%減少にとどまった。ユニーは同5.1%のマイナスで、住関品が同6.8%減、 食料品も同2.9%減といずれも前年割れが続いている。

●大手スーパー5月売上高(前年同月比%) 注)▲はマイナス、――は未確定もしくは公表せず。この数値は速報ベース であり、確定値ではなく修正される可能性がある。

既存店売上高 全店売上高 ダイエー 1.9 ▲1.8 イトーヨーカ堂   2.6 2.6 イオン   ▲2.8 ▲1.4 西友 ▲3.0 ▲0.4 ユニー ▲5.1 ▲5.9

東京 堤 紀子 Noriko Tsutsumi、 安西美樹  Miki Anzai --* 03-3201-8950 ntsutsumi@bloomberg.net Editor: Ozawa

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