北米アナリストの調査一番人気はメリルリンチ-中立性問題影響せず

ウォール街の株式調査報告 で一番評価されているのは米大手証券メリルリンチ――。北米担当アナリスト の調査報告で、第1四半期(1-3月)に機関投資家からの購読注文が最も多 かったのはメリルリンチのリポートだったことが12日、トムソン傘下のファー スト・コール・リサーチ・ダイレクトのまとめで明らかになった。個人では、 4月にメリルを解雇されたプア・ヤング氏が1位になった。

アナリストの中立性が問題とされているメリルが1位に入ったことは、機 関投資家がメリルの信頼性は揺らいでいないと受け止めていることを示した。 フロント・バーネット・アソシエーツ(シカゴ)で20億ドルの運用に携わるフ ロント氏は「ウォール街の調査リポートを額面通りに受け止めるのは賢明では ない。機関投資家は数十年も前から利益の相反を認識していた」としている。

元メリルのヤング氏は昨年のランク圏外から1位に躍進した。ヤング氏は 4月、複合製造業大手タイコ・インターナショナルについてのリポートを幹部 の承認なく顧客に配布したとしてメリルを解雇されている。メリルのアナリス トはヤング氏のほか、通信業界担当のクイントン氏が2位、エネルギー業界担 当のフレイシュマン氏が9位に入った。

調査は、北米株式について調査しているアナリスト4300人のリポートが対 象。リポートを配信しているファースト・コール・リサーチ・ダイレクトへの 機関投資家のアクセス回数を調べている。

ランキングの詳細は以下の通り。

*T    会社名 1 Merrill Lynch 2 Salomon Smith Barney 3 Morgan Stanley 4 Goldman Sachs 5 J.P. Morgan 6 UBS Warburg 7 Lehman Brothers 8 Bear Stearns 9 Banc of America Securities 10 ABN Amro

アナリスト名       会社名 1 Phua Young Merrill Lynch 2 Adam Quinton Merrill Lynch 3 Kit Konolige Morgan Stanley 4 Simon Flannery Morgan Stanley 5 Richard Bilotti Morgan Stanley 6 Mark Edelstone Morgan Stanley 7 Vik Grover Kaufman Bros 8 Margaret Berghausen Morgan Stanley 9 Steven Fleishman Merrill Lynch 10 Jill Krutick Salomon Smith Barney *T

ニューヨーク   David Wells、 東京 田渕 実穂 Miho Tabuchi、 --* (03)3201-8473   mtabuchi@bloomberg.net Editor:Kakuta

企業ニュース:

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE