日本株【個別銘柄】:任天堂、セザール、ビクター、自動車株、小売株

31日の主な売買銘柄は次の通り。

任天堂(7974):920円(5.0%)安の1万7160円と反落。30日に好決算を 発表したが、円高を嫌気して売られた。決算発表直前に自社株買いの発表で買 われた反動もあったとみられる。

セザール(8845):8円(9.0%)高の96円と反発。一時、13円(14.7%) 高の101円まで上昇し、4月9日以来の100円台を回復した。前期の連結経常 損失は赤字転落となったが、今期は黒字に転換し大幅な増収増益が見込まれて おり、業績回復を期待して個人投資家や証券会社の自己売買部門などの買いが 膨らんだ。値上がり率は東証1部7位、売買高は約833万株で同18位。

キョウデン(6881):57円(11.0%)安の460円と、6営業日ぶりに大幅反 落。値下がり率は東証2部で2位。売買高は67万8000株で同3位。2002年3 月期決算が29.7%の減収となり、純損益が赤字に転落したことが嫌気され、一 時は71円(13.7%)安の446円まで売り込まれた。

日本ビクター(6792):14円(1.7%)高の800円と反発。一時、43円(5.4%) 高の829円と、昨年6月25日に830円をつけて以来、約11カ月ぶりの高値水 準まで上げた。JPモルガン証券の高田裕史アナリストが30日付のリポートで、 同社は急回復局面にあると指摘したことが、支援材料になったもようだ。

小売株:軒並み上昇。同日発表された経済指標などをきっかけに、国内景 気の底打ち期待が再び高まったことが背景とみられる。セブンイレブン(8183) が130円(2.4%)高の5400円と年初来高値を更新。丸井(8252)が6円(0.3%) 高の1707円、ユニー(8270)が65円(4.5%)高の1485円など総じて高い。

日産自動車(7201)など自動車株:50円(5.3%)安の881円と4月15日 以来の900円割れで取引を終了。取引終了後にそれまでの900円台から、一気 に881円まで下落した。欧州系証券会社のトレーダーによると、米モルガン・ スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)が算出している株 価指標の銘柄入れ替えに絡んだ引けの売り買いが交錯したためという。そのほ かの自動車株も総じて下落。外国為替市場でドルに対し円高に推移したことか ら、収益悪化懸念も広がったようだ。トヨタ自動車(7203)は100円(2.8%) 安の3390円、ホンダ(7267)は150円(2.7%)安の5300円など。

進和(7607):名証2部の同社がこの日、東証2部に追加上場した。東証初 値は1200円と、30日の名証終値1180円を1.7%上回った。終値は1170円。

学情(2301):大学新卒者および転職者に就職情報を提供する同社がこの日、 ジャスダックにダッチ方式で新規上場した。初値は800円と公募価格700円を

14.2%上回った。初日は公募・売り出し株数100万株の28%にあたる28万600 株の売買が成立した。主幹事は大和証券SMBC。

日本コーリン(6872):医療機器メーカーの日本コーリンが前日比350円 (5.3%)高の6900円と大幅反発。一部報道で、ソニーグループとインターネ ットを利用した在宅医療支援事業に進出すると伝えられたことから、個人投資 家を中心に事業の成長性に期待が高まり、収益拡大につながるとの見方が広が った。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

任天堂 7974 JP <Equity>CN

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