欧州企業:株・債券発行で苦戦-中止・規模縮小案件20億ドル

欧州企業が株式や債券の発行で 苦戦している。今月は新規公開株や新発債への投資意欲後退で、中止または規 模縮小に追い込まれた案件は20億ドル(約2600億円)に達した。

パブ経営のパンチ・タバーンとバイオテクノロジーのアーク・セラピュー ティクス・グループの両社は16日、新規株式公開(IPO)を中止した。両社 の資金調達予定額は合計4億2300万ドル。欧州最大の電機エンジニアリング会 社、スイスのABBは、起債額を42%減らして7億4800万ドルとし、利回りも 引き上げた。

米コンサルティング会社アクセンチュアのパートナー(共同出資者)、キャ ントウェル氏は、「企業の資金調達環境はかつてないほど厳しい」とし、「1990 年代のバブルがはじけ、投資家は食傷気味だ」と語る。

投資家の間では、収益成長見通しがつくまで新規公開企業への投資を手控 えるムードが広がっており、ABBや資金繰り難に見舞われる米長距離電話2 位のワールドコムなどの債務返済能力への不安も強い。

ブックメーカー(かけの引き受け会社)の英ウィリアム・ヒルや伊高級ブ ランド、プラダ・ホールディングス、電話帳出版の英イエルなどが向こう数週 間以内に合計40億ドルを超す規模のIPOを計画しているが、それでも年初来 の欧州企業のIPOは42%減少し62億ドルにとどまっている。

ロンドン  Alistair Barr、 東京 守護 清恵 Kiyoe Shugo、 --* (03)3201-7499    kshugo@bloomberg.net Editor:Kakuta

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