ヤフーがストップ安、課金制によるユーザー離れ懸念-外資証券格下げ

インターネット検索国内最大手ヤフー が前日比20万円(7.33%)安の253万円とストップ安(制限値幅いっぱいの下 落)。一部報道で、同社のオークション(競売)事業における出品数が、出品時 の課金を始めたことで急減していると伝えられ、さらに15日からは落札時にも 課金されることから、ユーザー離れによる業績悪化を懸念する見方が広がった。 一部の外資系証券会社が前日、相次いで投資判断を「売り」に引き下げたこと も、売りに拍車をかけたようだ。

13日付の日経産業新聞によると、4月15日から一商品につき10円の課金 を始めたことで、一時は440万件に達していた一日当たりの出品数が9日時点 で212万件に半減し、同社のオークション事業の有料化戦略はスタートから正 念場を迎えていると伝えた。今月15日からは、落札システム利用料での課金(落 札金額の3%、不動産・自動車等は1商品につき一律3000円)も開始するため、 市場では先行きを懸念する声が強い。

クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券では、13日付でヤフーの短 期(第一四半期)での投資判断を「売り」に引き下げた。木村健太郎アナリス トは、格下げの背景として、課金によるユーザー離れのリスクなどを揚げてい る。コメルツ証券でも同日付で投資判断を「売り」に引き下げた。

市場では、「オークション事業の課金制が今期の増収につながるとみられて いただけに、出品数半減という報道内容が悪材料視されたほか、外資系証券の 相次ぐ格下げも売りを誘った」(新光証券エクイティ情報部の宮越則和氏)との 指摘が聞かれた。主な売り手口は、モルガン証券、さくらフレンド証券、メリ ルリンチ日本証券など。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

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