日本株【個別銘柄】:日産自、ダイハツ、コナミ、ローム、東海カボン

10日(前場)の主な銘柄は次の通り。

日産自動車(7201):18円(1.8%)高の1003円と4日続伸し、1日以来5 営業日ぶりに1000円台を回復。9日に発表した2002年3月期の業績暫定値は、 市場予想を大きく上回るものであり、これを好感した買いが集まったようだ。 午前の売買高は約2297万株、売買代金約230億円で、ともに全市場でトップ。

ダイハツ工業(7262):16円(2.8%)安の544円と2営業日ぶりに反落。 9日発表された2002年3月期の連結決算で減収減益となったことに加え、2003 年3月期の見通しも実質、減収減益になることが売り材料となっているようだ。

コナミ(9766):500円(14.3%)安の2980円ストップ安(制限値幅いっぱ いの下落)まで下げ、売り気配のまま午前の取引を終了。9日に発表した2002 年3月通期連結決算が減益だったうえ、2003年3月期の会社側計画も強気との 見方が広がっており、先行き不透明感が売りを誘っている。

ローム(6963):200円(1.0%)高の1万9290円と3日続伸。前日発表さ れた米国景気指標が市場予想を下回り、米景気の回復力の鈍さが確認され、国 内でも輸出関連のハイテク株などに下落が目立つなか、9日に発表された2003 年3月期業績見通しで順調な利益回復が確認されたことから、買い注文が増加 している。

東海カーボン(5301):19円(8.1%)高の252円と年初来高値を更新。政 府が燃料電池の実用化支援のため、保安管理規制などを緩和するとの一部報道 を受け、燃料電池への応用が期待されているナノテクノロジー(超微細技術) を保有する企業として、業績拡大が期待された。

住友商事(8053):7円(0.8%)安の815円と反落。業績に対する期待か らこのところ上昇基調を維持していたため、この日はいったん利益を確定させ る動きが先行している。ただ、投資家のまとまった売り物が並んでいるわけで はなく、出来高も比較的少ない。

日本フィッツ(4836):1万1000円(1.9%)高の59万円と続伸。証券シ ステムコンポーネントの販売好調により、前期に続き今期も大幅増益が見込ま れることから、業績は拡大期に入ったとの見方が強まっている。

日本医療事務センター(9652):80円(6.5%)高の1300円と大幅続伸。一 部報道で、2002年3月期の連結営業利益が会社予想を大幅に上回り、2年ぶり に過去最高を更新したもようだと伝えられ、市場予想を大きく上回る改善幅だ ったことから、好業績への期待が高まっている。

スターキャット・ケーブルネットワーク(4339):8万円(11.6%)高の76 万5000円と大幅高。ケーブルテレビの新規加入者の伸びなどで前期業績が従来 計画を上回ったため、月々支払われる利用料収入が増加し業績は拡大傾向にあ るとの見方が強まった。

ニチリョク(7578):40円(10.5%)高の420円と大幅反発。一部報道を手 がかりに、墓石を中国から直輸入することで粗利益率が改善することなどから、 今期は業績拡大が見込めるとの見方が広がった。

ドリームインキュベータ(4310):ベンチャー企業の支援などを行うドリー ムインキュベータがこの日、東証マザーズに新規上場した。初値は28万円と公 募価格23万円を21%上回った。公募・売り出し株数は9000株、主幹事はつば さ証券。午前の終値は、29万3000円。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

日産自動車 7201 JP <Equity>CN

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