ゴールドマン・サックス:日本での夜間株式取引を5月末で休止(3)

米証券大手のゴールドマン・サックス 証券は、個人投資家向けに展開している日本での夜間株式取引を5月末で休止 する方針を決めた。同社広報担当者のエド・キャナデイ氏とオーランド・カマ ーゴ氏が明らかにした。

同社は昨年1月、個人投資家が夜間に株式取引できるサービス「ムーント レード」を開始。しかし、日本経済の停滞などから、日経平均株価は昨年初頭 の水準に比べ16%下落するなど、低迷が続いている。このため、個人投資家の 利用増が見込めないと判断、サービスを休止することにした。

「ムーントレード」は、大手インターネット証券のDLJディレクトSFG 証券、松井証券、イー・トレード証券を通じて、午後5時から午後11時50分 まで個人投資家が夜間株式取引を行えるサービス。300の主要銘柄を対象に、同 社が値付けする仕組みだ。

サービスを休止する理由について、広報担当のカマーゴ氏は「サービスを 続けるには、現在の株式市場は活気がなさすぎる」と説明している。

同社と競合するクレディ・リヨネ証券、メリルリンチ証券、モルガン・ス タンレー・ディーン・ウィッター証券など外資系証券会社の間では、昨年来、 日本での事業縮小に伴う支店の閉鎖や人員削減などの動きが相次いでいる。

マネックス証券、松井証券などに勧誘へ

一方、PTS(私設取引所)を設け、オンラインで個人投資家向けに夜間 株式取引サービスを行っているマネックス証券の松本大社長は2日、ブルーム バーグ・ニュースに対し「当社としては、サービスを休止することは考えてい ない」と述べた。

そのうえで、松本社長は、ゴールドマンのサービス休止はマネックス証券 にとってのビジネスチャンスとみて、「DLJディレクトSFG証券や松井証券 などに対し、当社の事業に参加するよう呼びかけてみたい」との考えを明らか にした。

東京 中島三佳子 Mikako Nakajima

ブレット・コール Brett Cole

関岡智美 Tomomi Sekioka

高井夕起子 Yukiko Takai --* 03-3201-8312 mikako@bloomberg.net Editor:Hinoki

企業別ニュース:JBN18,NI KIGYO,NI COS

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