日本株【個別銘柄】:マクセル、NECソフ、NOK、いすゞ、小売株

25日(前場)の主な銘柄は次の通り。

日立マクセル(6810):300円(17.5%)高の2010円とストップ高(制限値 幅いっぱいの上昇)となり、差し引き3万株が買い気配のまま午前の取引を終 えた。コンピュータ用テープなど利益率の高い製品が伸びて、前期利益は従来 計画を大幅に上回る見通しとなったため、今後の業績動向に対して強気の見方 が広がった。値上がり率は東証1部でトップ。

NECソフト(4774):1010円(8.4%)高の1万3000円と5日続伸。一時、 1130円(9.4%)高の1万3120円をつけ、年初来高値を更新した。2002年3月 期決算は、初めて発表した連結決算が会社予想を上回り、単独ベースでも過去 最高を記録、2003年3月期も大幅な増収増益が見込まれることから、好業績を 期待した買いが先行している。

NOK(7240):72円(7.7%)高の997円と大幅続伸。一時、81円(8.7%) 高の1006円まで上昇し、昨年5月以来の1000円台を回復した。前日午前に前 期業績予想の増額修正を発表して以来、買いが膨らみ、23日終値からの上昇率 は17%に達した。フレキシブルプリント配線板事業の受注回復とコスト低減効 果により、業績は予想以上に改善していくとの見方が強まっている。

いすゞ自動車(7202):6円(6.3%)高の100円と大幅反発。自動車セク ターに底入れ感があり、自動車株全体が上昇するなか、特にいすゞは低位株で 出遅れ感があることから、個人投資家の買いを集めているようだ。売買高は1038 万株で東証1部3位。

日石三菱(5001):11円(1.8%)安の576円と3日続落。一部報道で、2002 年3月期の連結営業利益は会社側が予想していた840億円を下回り、前期比4% 増の730億円程度にとどまると伝えたため、売り注文が膨らんでいるようだ。

きょくとう(2300):クリーニング事業を行うきょくとうがこの日、ジャス ダックにダッチ方式で新規上場。初値は280円と、公募価格250円を12%上回 ったが、4月の新規上場銘柄のなかで最も上昇率が低かった。公募・売出株数 107万5000株に対し、初日の売買高は64万7000株となった。主幹事は日興ソ ロモン・スミス・バーニー証券。

主力小売り株:イトーヨーカ堂(8264)が一時、70円(1.1%)高の6410円 と年初来高値を更新するなど総じて上昇。4月は例年小売り株が高く、新年度 入りということで資金の流入もあり、株式需給の好転をきっかけに物色の対象 が広がっている流れを受けているとの声が聞かれた。

ユニー(8270)が76円(6.3%)高の1280円、イオン(8267)が50円(1.6%) 高の3120円と高いほか、イズミ(8273)、ドン・キホーテ(7532)、大丸(8234) がそれぞれ年初来高値を更新している。ヨーカ堂は6340円と変わらずで午前の 取引を終えた。

東京 白木 真紀 Maki Shiraki --* (03)3201-7644 mshiraki1@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

日立マクセル 6810 JP <Equity>CN

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