ベスト電器が上昇、今期経常利益は急回復へ-自社株買いも発表

家電量販チェーン大手のベスト電器が 前週末比13円(3.8%)高の347円と上昇。今期利益が大幅に伸びる見通しを 示したため、業績拡大期待が高まった。また自己株式の取得も発表し、株式需 給の改善につながるとみられた。

「投資家は現在、今期の利益水準をみて売買しており、同社は増益率が予 想以上に高いことからネット証券などを通じた個人投資家の買いが入った。他 の家電量販店との提携によるスケールメリットが期待できる」(高木証券トレー ディング部・菊池重夫次長)。

買い手口の上位は、立花証券2万5000株、大和証券と松井証券、ディーエ ルジェイディレクト・エスエフジー証券が各2万1000株。

ベスト電器が19日発表した2003年2月期の連結業績予想は、売上高が前 期比5.8%増の3686億円、経常利益が56倍の55億円、EPS(1株あたり利 益)22円2銭。個人消費の低迷が続くなか、非効率的な小型店舗など不採算店 舗の閉鎖を進める一方、デオデオ、エイデン、上新電機、ミドリ電化と5社連 合を形成して商品の企画や開発、仕入れ面の効率化を見込む。

前期経常利益は、棚卸資産の評価方法の変更と、新規出店の初期投資費用 などの経費増加で、9700万円にとどまった。

一方自己株式の取得は、発行済株式数の4%に当たる500万株、20億円を 上限とする。

東京 浅井 真樹子 Makiko Asai --* (03)3201-8955 masai@bloomberg.net Editor:Ushiroyama

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